09/01/2025
年始に相応しいワイン…聞く人の数だけ別の答が返ってきそうですが、僕は断然ドイツ産、特に辛口のリースリングといつも答えます。
そこで、2025年最初の店頭試飲のアイテムは、そんな辛口のリースリングを含む6種のドイツ産ワインをセレクトしてみました。
* Melsheimer Reiler Mullay-Hofberg Riesling Brut 2020
* Juliusspital Muskateller Kabinet 2022
* Kirsten Alte Reben Riesling 2016
* Scherer & Zimmer Komposition Pinot 2020
* Bergkloster SUPER LECKA Rotwein 2022
* Behringer Spätburgunder Jahrgang 2018
僕がワインの面白さを知ったのは27歳くらいの頃。(意外に遅いんです)それからの30年の間に、ワインのトレンドは大きく変わってきました。試飲に来られたお客様に、その成り行きを絡めてワインの味わいの解説をすることがありますが、僕はそこに面白さを感じていますし、すごく大事なことだと考えていて、今年も店頭試飲や日々の接客を通じてお客様にお伝えしていけたらと思っています。
ところで、今回の画像に温故知新といれてみましたが、ドイツ産のワインが古いと言いたいのではなく、矛盾しているかもしれませんが、ドイツのワインは古くもあり常に新しくもある、気候の変化や世界の嗜好の変化に合わせて変わった部分もありますが、本当に大事な部分は全く変わっていない…。そんなドイツ産のワインを飲むといつも、飲み手として売り手として、学ぶことが多いと感じます。明日からの試飲がお越し下さるお客様にもそう感じて頂けたら嬉しいです。
明日も極寒の予報です。気をつけてお越しくださいませ。