ヴィノスやまざき Vinos Yamazaki

ヴィノスやまざき Vinos Yamazaki "Wines for everyone." Vinos Yamazaki provides total life style with wine to all consumers by providing great quality wines.

We are committed to providing everyday wines with passion and hospitality not only for wine lovers, but for people without any knowledge about wines. Vinos Yamazaki is also the organization of devoted wine educators for all customers. We give wine seminars monthly-basis to help understand that wine is fun to drink. Occasionally we invite wine producers from oversea and hold several events to bring

producers, staffs, and customers all together. We continuously provide great wines with best conditions.

”ワインをすべての人々に”

ヴィノスやまざきは皆様に最高のワインをお届けしながら、ワインのあるライフスタイルをご提案しております。私たちは情熱とホスピタリティで、ワイン好きの方だけでなくワインを知らない方々にも徹底したサービスをご提供します。

ヴィノスやまざきはワインに深い知識と情熱を持ったスタッフ達が皆様へサービスいたします。ワインをより多くの方に身近に感じていただくために、ヴィノスやまざき店舗では毎月ワインセミナーを実施。また、海外からもワインの生産者を招き、たくさんのワインイベントを開催。生産者とお客様の架け橋となり、これからもヴィノスやまざきは最高のワインを最高のコンディションでお届けしてまいります。

【ヴィノスで一番売れているワインの秘密は…買付け速報③】バロッサ・ヴァレーを出て、カラブリア・ファミリー・ワインズの本拠地・グリフィスへ。カラブリア・ファミリー・ワインズといえば…そう、赤ワイン部門で売上数量NO.1のブラックシラーズや、ス...
01/04/2025

【ヴィノスで一番売れているワインの秘密は…買付け速報③】

バロッサ・ヴァレーを出て、カラブリア・ファミリー・ワインズの本拠地・グリフィスへ。

カラブリア・ファミリー・ワインズといえば…そう、赤ワイン部門で売上数量NO.1のブラックシラーズや、スリーブリッジズ貴腐ワインで人気の蔵元です!

シドニーからフライトでは、ずっと緑がないエリアを飛んでいましたが、グリフィス空港に近づくと、眼下に緑の森や葡萄畑などが広がってきます。

バロッサで感じた、カラブリア・ファミリーの愚直なワイン造りについて、本拠地グリフィスではもっと彼らのこだわりが知れるのでは…と想い、ワクワクしながらやってきました。

カラブリアのワインってこんなにも美味しいのに、手頃な価格で提供できるのか…常々そんなことを思っていましたが、手入れの行き届いた畑や醸造設備を見ながら、彼らとたくさん話す中で私が感じたカラブリア…の魅力をお伝えします!

①プレミアムワインを造る!という強い想い
グリフィスの街を走ると、日本でも見たことのあるワインメーカーの看板を見かけます。実際、周辺には大量生産で造るワインメーカーが多いそう。
そんな中、カラブリア・ファミリーの方は皆「熟成にも耐えられる、プレミアムワインを造る」ことを目指しているといいます。

主観が入るコンクールの受賞などがゴールではない、あくまでも自分たちが納得し、そしてお客様が素直に美味しいワインを造りたいんだ、と語ってくれたのは、当主のビルさん。
なんて愚直なワイン造りへの想い…!

当主自ら畑に入り、収量を落としたり、灌漑の頻度も減らしたり…多くの試行錯誤の中で掴んだ経験が、さらによいプレミアムワイン造りに繋がっている、と教えてくれました。

ビルさんはとても温かいお父さんなのですが、
「プレミアムワイン造りという野望を語ると、知り合いからそんなの無理だよと言われることは、よくあったよ。でも、それをやるのが私なんだ。」
と笑いながら話してくれた目の奥には、強い強い信念を感じました!
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生産者との想いを繋ぐ、蔵直ワイン専門店 ヴィノスやまざき。

./春色ワインで乾杯!春を感じる特別なワインを楽しみませんか? 🍷\桜が咲き、春の訪れを感じるこの季節。ヴィノスやまざきでは、春にぴったりなワインを多数ご用意しています。お花見やピクニック、春の食材と一緒に楽しむワインを選んで、春のひととき...
28/03/2025

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春色ワインで乾杯!
春を感じる特別なワインを楽しみませんか? 🍷


桜が咲き、春の訪れを感じるこの季節。

ヴィノスやまざきでは、春にぴったりなワインを多数ご用意しています。
お花見やピクニック、春の食材と一緒に楽しむワインを選んで、春のひとときを過ごしませんか?🌿✨

🌷 春におすすめの蔵直ワイン
No.1:ガルソン ロゼ レセルバ
サステイナブルにこだわり、高級品種ピノ・ノワールだけで贅沢に造る、フレッシュかつ果実味たっぷりな辛口ロゼ。

No.2:シャトー・レゾリュー ロゼ
淡い色合いからは予想ができない華やかな香りと旨みは古木のぶどうを使用しているからなんです!
キリっと冷やせば爽やかな酸が軽やかな味わいに、少し高めの温度にするとジューシーな果実味が広がり飲みごたえ抜群です。

No.3:ペール・ギヨ・スパークリング・メソッド・トラディショナル
シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵由来の美しい泡立ち。
白ぶどうのみをブレンドし、柑橘類の爽やかな果実風味にきりっとした全体を引き締める酸味、きめ細かい泡が溶け込んだ、上品な味わいです。

【絶賛予約受付中】春ワイン ヴァン・プランタン 赤/白/ロゼ 2024
※【4月1日8:59まで!】今なら特別価格で予約受付中!
この機会にぜひご堪能ください!

商品につきましては、ヴィノスやまざきECサイトまたはヴィノス直営店舗でご確認ください♪

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【最高のワインをバロッサで造りたい!強い想いが引き寄せた運命のワイン…買付速報②】バロッサ・ヴァレーで100年以上の古木があると聞いて、案内してもらったのはカラブリア・ファミリー・ワインズの「ウィリアム・ヴィンヤード」。なんと、1914年に...
27/03/2025

【最高のワインをバロッサで造りたい!強い想いが引き寄せた運命のワイン…買付速報②】

バロッサ・ヴァレーで100年以上の古木があると聞いて、案内してもらったのはカラブリア・ファミリー・ワインズの「ウィリアム・ヴィンヤード」。

なんと、1914年に植えられた樹齢111年のシラーの古木がありました!
  
幹は太く、大きく曲がりくねっていますが、枝や葉は生き生きと茂っています。

  
年を取るにつれて根からの養分の吸収が弱くなるので、枝の一部が地面に潜り込んで栄養を補助的に吸収しているものもありますが、力強く生きていることを感じました。

葡萄の実がつくのはほんのわずか。でも、深い味わいの素晴らしい葡萄が取れるそう!

そして、この葡萄から造られるのが、彼らのトップキュベ、そう「アイコニック」です!


「アイコニック」にかけた想いを、当主ビルに聞いてみると…

「グリフィスでのワイン造りがうまくいきはじめて、『プレミアムワインを造りたい』という想いから、新しいエリアでもワイン造りを拡大しようと思ったんだ。
その中で私が興味を持っていた土地は、オーストラリアでシラーの栽培に最も適していると思う ”バロッサ・ヴァレー”。
高品質なワイン造りをしたい私にとって、やはり一番チャレンジしたい場所だったから。」

と語り始めてくれました。

「実際バロッサ・ヴァレーに行って土地を探しに不動産屋を訪ねたのだけど、納得するような土地は見つからなかった。
がっかりしてホテルに帰る道中で、枝や葉がワイルドでとても荒れていたけれど、古い葡萄の樹がはえている畑を見かけたんだ…

一度はホテルに帰ったのだけど、どうしても諦められずに引き返し、現地に戻ってみると、1914年に植えられた古木があったんだ!
『ここでワイン造りをしたい!』と、直感的にそう思ったよ。

すぐに不動産屋に連絡をしたけど、『ここは売れない土地だ』と断られた。
でも、『絶対ここがいい! 』と思った私は、諦めずに土地のオーナーを見つけ出して連絡を取ってみたんだ。
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【あのコスパワインはこだわりのシングル・ヴィンヤードから…買付速報①】新米 買付隊の吉田です。日ごろはオンラインショップの担当をしており、買付隊から色々な買付秘話を教えてもらってサイトやSNSにアップしていますが、今回初めてオーストラリア・...
25/03/2025

【あのコスパワインはこだわりのシングル・ヴィンヤードから…買付速報①】

新米 買付隊の吉田です。

日ごろはオンラインショップの担当をしており、買付隊から色々な買付秘話を教えてもらってサイトやSNSにアップしていますが、今回初めてオーストラリア・ニュージーランドの買付に参加させていただいています。


羽田空港を出てシドニー空港で乗り換え、まず向かったのはニュー・サウス・ウェールズ州のアデレード空港。

お目当ては、空港から一時間ほど車で走ったところにある、オーストラリアのあのワイン銘醸地、そうバロッサー・バレーです!

今回買付隊が、コストパフォーマンスの高さでこの10年間で急激に人気を博している、家族経営の蔵元「カラブリア・ファミリー・ワインズ」を訪ねると聞いて、カバン持ちでよいので連れて行ってください!とお願いした私。

オンラインショップでも爆発的に売れている「ウエストエンド ブラック・シラーズ」や「3ブリッジズ」が、なぜそんなに人気なのか?、その美味しさの秘訣は何なのか?を掴もうと思ってきました。



バロッサに近づくと、青空のもと葡萄畑が広がります。

中心部を走るバロッサー・バレー・ウェイに入ると、左右に葡萄畑が広がり、中心部・テヌンダ(Tenunda)の付近には、至るところにワインメーカーの告知やテイスティング・ルームが。

さすが、世界に名が轟くワイン銘醸地ですね!

そんな市街地から少し離れて、小高い丘を登っていくと…
丘の中腹に、きれいに手入れされた畑があり、その真ん中にカラブリアのテイスティングルームがありました!

商業的な雰囲気は一切なく、シンプルでオシャレなテイスティングルームの目の前には、畑が広がります!

テイスティング・ルームで出迎えてくれたのは、長年のパートナーである「カラブリア・ファミリー・ワインズ」のマイクさん。

マイクさんのお父さんであるビルさんの代から、グリフィスで本格的にワイン造りを始めた家族経営の蔵元、カラブリア。

2000年代に入って、プレミアムワインを造ろうとヤラ・ヴァレー他ワイン銘醸地を巡りながら土地を探していたところ、彼らの本拠地グリフィスと似ている、このバロッサー・バレーのテヌンダの土地にビルさんが一目惚れ!!

そのインスピレーションを大事に、この地で葡萄栽培・ワイン造りを始めたそうです。


バロッサー・ヴァレーの3つの自社畑では、トップキュベ「アイコニック」や「3ブリッジズ シラーズ」などに使われる葡萄を栽培。

まさに、テイスティングルームの目の前には、「スリーブリッジズ シラーズ」に使うシラーズや「スリーブリッジズ カベルネ」に使うカベルネ・ソーヴィニヨンが育てられている「エリザベス・ヴィンヤード」が広がっていました。

そこで驚いたことは…
ここで取れた葡萄は他のエリアの葡萄などとブレンドせず、その畑の特徴を活かしたこだわりのワイン造りとなる「シングル・ヴィンヤード(単一畑:その畑で造られた葡萄のみで造らている)」でワイン造りを行うそうなんです!

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【ボルドーに負けない!?赤ワイン、ブルゴーニュマニアが唸る!?白ワイン】25年前に輸入した時、赤はまるでボルドーの高級赤ワインのような風味、そして白はブルゴーニュ、いや「ムルソー」のようと、多くのプロの方やワインマニアの方を魅了してしまった...
20/03/2025

【ボルドーに負けない!?赤ワイン、ブルゴーニュマニアが唸る!?白ワイン】

25年前に輸入した時、赤はまるでボルドーの高級赤ワインのような風味、そして白はブルゴーニュ、いや「ムルソー」のようと、多くのプロの方やワインマニアの方を魅了してしまったのが、南フランスのシャトー・ド・ペノティエ。

以来25年以上に渡り、多くのワイン愛好家に愛される蔵元の一つとなりました。

ラングドック地方「カバルデス」の地に1620年設立して以来、ロルジュリル家が代々シャトーを継承し、ワイン造りを行うラングドック地方で最も古い老舗蔵元です。

曾祖父さんは、ベルサイユ宮殿にワインを収めたこともあるという、歴史と高級感溢れるワインを作っている家族経営のシャトー。

実は、彼らがワイン造りを行うラングドック地方「カバルデス」の赤ワインは、ボルドーと南フランスの品種をブレンドしても原産地呼称が名乗れる、非常にめずらしい生産地。

ボルドーと南フランスの二つの気候が交じり合い、やや標高の高い区画のぶどうを使うことで、温暖な気候の南フランスでありながら上品な酸味を生み、ここでしか生まれない唯一無二のワインが誕生します。

そして、代々続く元貴族の家柄。
使う樽もボルドーやブルゴーニュの高級ワインと同じ品質の樽を使用。
ブラインドティスティングでは、多くのプロが赤はボルドー、白はブルゴーニュと間違える程の味わい。

当主であるマダム・ミラン・ロルジェリルは、ヴィノスやまざきの買付隊長・種本祐子の国を超えた親友。
若い頃は激しくディスカッションをしたこともあったようですが、ラングドックワイン委員長を女性で務め、さらに品質をあげたい、という時に、ヴィノスやまざきに相談があったのです。
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【私の人生を変えた、極上の白ワインと濃厚赤ワインとは】ヴィノス入社歴24年、フランスワイン買付隊・鶴見です。1997年に某銀行を退職し、ヴィノスやまざきのアルバイトとして転職した時には、家族から大反対されました。ワイン好きな私は、色々なワイ...
16/03/2025

【私の人生を変えた、極上の白ワインと濃厚赤ワインとは】

ヴィノス入社歴24年、フランスワイン買付隊・鶴見です。

1997年に某銀行を退職し、ヴィノスやまざきのアルバイトとして転職した時には、家族から大反対されました。

ワイン好きな私は、色々なワインを取り寄せて飲んでいましたが、その中で、もうショックを受けて感動してしまったのが、ヴィノスやまざきという、当時は静岡の酒店が輸入する南フランス、ラングドック・ルーション地方のワインたち。

シャトーレゾリュー(赤)、そしてドメーヌ・グールガゾーのシャルドネ(白)、カベルネソーヴィニヨン(赤)のおいしさとコスパの良さに、眼から鱗。

その美味しさの秘訣を知りたくて、銀行を辞め、フランスにワイン留学。
帰国後は、当然のように、ヴィノスやまざきに手紙を書き、初の東京出店となる渋谷店でアルバイトに応募し入社しました。


自分の人生まで変えた、グールガゾーの一押しワインは….

   
ヴィノスやまざきが1994年、当時は無名だった南フランス、ラングドック・ルーションから、清水の舞台を飛び降りる覚悟で直輸入したのが、グールガゾーのシャルドネとカベルネ・ソーヴィニヨン。

特にシャルドネは、ブルゴーニュで高級シャルドネを造っていたピケさんが、ブルゴーニュ以外で素晴らしいシャルドネを造れる場所を探して移住し、造り始めたワイン。

ミネルヴォア村の山の中で斜面に面した葡萄畑は、朝晩は涼しく、昼は日照に恵まれたまさに最高の畑。

しかし、当時は、この地区でシャルドネを造る人はおらず、「ブルゴーニュから侵略者来る」 というバッシング記事を地元の新聞に書かれただけでなく、葡萄の樹を植えても植えても引っこ抜かれたそうです。

そんな始まりではありましたが、ピケさんの情熱で素晴らしいシャルドネが出来上がり、まわりの生産者もシャルドネの栽培を開始。
この地方の栽培の指導者的存在として、地域で人気の蔵元となりました。
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【匠の造る「春ワイン」初入港!美味しさの秘密とは…】1994年にヴィノスやまざきの運命をかえた、南フランス・ラングドック・ルーション地方。ボルドー、ブルゴーニュばかりが持てはやされていた時代には "無名の産地" と言われていましたが、ヴィノ...
07/03/2025

【匠の造る「春ワイン」初入港!美味しさの秘密とは…】

1994年にヴィノスやまざきの運命をかえた、南フランス・ラングドック・ルーション地方。
ボルドー、ブルゴーニュばかりが持てはやされていた時代には "無名の産地" と言われていましたが、ヴィノスやまざきはそこで素晴らしい蔵元に出会い、当時のワイン教科書の常識ではなく、試飲して素直に美味しいと思えるワインを直輸入。
ラングドックワインのイノベーター、とまで言われるようになりました。

シャトー・レゾリュー、ドメーヌ・ド・グールガゾー、シャトー・ド・ペノティエ…
そして、最初は地味だったのに、どんどん存在感を高めていき、今では日本だけでなく世界的に評価されるワインとなったのが、ドメーヌ・ラ・グラーヴ。

一般的には安いワインは自分達の葡萄ではなく、「買い葡萄」で大量生産しているメーカーが多い中、ラ・グラーヴはドメーヌ(=自分達の畑で自社栽培し自社醸造しているワンランク上の蔵元)なのに、手頃な価格。
オーナーのオロスケットさん自らが畑仕事をして収穫まで行って、とことんこだわっているのにも関わらず、です。

そんなラ・グラーヴの存在があったから、今のヴィノスがあったと言っても過言ではありません。そう2023年まではヌーヴォーも造って頂いていました。

25年前、醸造を始めたばかりの若きオーナ―のオロスケットさんは、自らヴィノスやまざきを探し、私達が買い付けていた他の蔵にまで来て、是非自分のワインの味を見てほしいと言ってきたのです。

オロスケットさんは当時は若く、自分自身のワインは造り始めたばかりでした。

始めて飲んだ時は、「美味しい」けれど、圧倒的な濃縮感とか力強さは感じられず、エレガントなスタイルのワイン。
聞けば、料理を引き立てるために、ワインが出しゃばりすぎないようにしているとのこと。

そんなオロスケットさんに、年上だったからと言って、私は、本当に厳しいことばかり言ってきました。

「エレガントなだけではダメ。
 ワインとしてももっとボリューム感を出したうえで、キレをよくしなくては。」
とか、
「ソーヴィニヨンブランは素晴らしい。でもシャルドネでも勝負できるようにならなくてはダメ。」
とか、
「メルローだけでなく、シラーをもっとパワフルに。」
とか…。

今考えてみると、栽培と醸造のプロに何と失礼なことを言ったのでしょうか。

しかし、オロスケットさんは、収穫量を減らしたり、完熟ぎりぎりまで収穫を待ち、しかし酸もきかせる為に夜中(真っ暗な早朝)に収穫を行ったり…あらゆる方法でワインの品質をあげてきたのです。

そして時を重ね、葡萄の樹の樹齢も古くなり、地元でも多くの賞を受賞し、オロスケットさんは「匠」と言われるようになったのです。
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【ナパ・ヴァレーの実力派ワイナリーの造る、最高においしいワイン!】ナパ・ヴァレーのワインは、1976年の「パリ ティスティング」で、フランス人のプロソムリエ達がフランスの超高額ワイン(5大シャトーと言われるワインやブルゴーニュの格付け畑)を...
05/03/2025

【ナパ・ヴァレーの実力派ワイナリーの造る、最高においしいワイン!】

ナパ・ヴァレーのワインは、1976年の「パリ ティスティング」で、フランス人のプロソムリエ達がフランスの超高額ワイン(5大シャトーと言われるワインやブルゴーニュの格付け畑)を超えて1位になり、世界的に大人気となりました。

赤はカベルネ・ソーヴィニヨン 白はシャルドネが代表的な品種。
1980年代には、フランスの5大シャトーの1つとナパ・ヴァレーのワイナリーが「オーパス・ワン(作品番号1号という意味)」の、フランス・ボルドーとナパ・ヴァレーの合作ワインを発表。
単一品種ではなく、いくつかの品種をブレンドした「メリタージュ」も登場しました。
世界的なワイン産地の中でも、トップクラスの産地となったのです。



その後ナパ・ヴァレーでは、数々の大手ワイナリーが競い合うように出現してきました。

そんな中で、醸造設備も持たず、葡萄も契約農家の葡萄を使い、小さな醸造施設を借りて、二人だけでナパのトップクラスのワインを造ろうと、出来たワイナリーが「Waterstone Winery(ウォーターストーン・ワイナリー)」。

ナパ・ヴァレー ワイン協会のリーダーの1人として、契約農家ともパイプを持つブレントと、超有名ワイナリーで醸造をしてきた女性醸造家のローリーフック。

2人の若者が、今でいうスタートアップのワイナリーを起業。
高品質でありながら、手頃な価格ながら、「ナパ・ヴァレーで最もコストパフォーマンスのあるワイン」として、リーマンショックやアメリカの経済的困難な時代も大好評を博し、多くのレストランやワインファンに愛されてきました。

そんなウォーターストーンとヴィノスやまざきが出会ったのは、今から25年前。
「本当に高品質なワインを手頃な価格で」という、両者は運命的に出会ったのです。

ナパの葡萄は年々高騰し、当初は数千円だったオーパス・ワンが、今では10万円など、特別な日にしか飲めないワインになってきました。

そんな時に、「何とか3000円以下で、美味しいワインを造ってほしい。」と、ブレントとローリーにお願いをしました。

が、当然答えは「NO!」。
「ナパの葡萄で造ったら、3000円以下は絶対に不可能。特に高品質で美味しいなど、さらに無理。最高に良い葡萄を使いたいんだ。」
と、断られました。
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貴腐ワインとは、蜂蜜のようなデザートワイン。人工的につくるわけではなく、朝に霧が発生し、日中は晴天で乾燥した気候が一か月以上続き、干し葡萄状になった葡萄に偶然「貴腐菌」が付いてできる、大変希少なワインです。フランス・ボルドー地方のソーテルヌ...
22/02/2025

貴腐ワインとは、蜂蜜のようなデザートワイン。
人工的につくるわけではなく、朝に霧が発生し、日中は晴天で乾燥した気候が一か月以上続き、干し葡萄状になった葡萄に偶然「貴腐菌」が付いてできる、大変希少なワインです。

フランス・ボルドー地方のソーテルヌ、ドイツのトロッケン・ベーレン・アウスレーゼ(TBA)、ハンガリーのトカイが世界の3大貴腐ワインと呼ばれ、その希少性からボルドー産は10万円以上の有名貴腐ワインがあったり、ドイツのTBAも数万円するものも多い…。
なので上等な貴腐ワインが、一万円を切ると、あっという間に売り切れてしまいます。
高くても、味わいそして、その希少性から根強い人気があるのが、貴腐ワインなのです。

ところが、10年ほど前に、"2,000円代の貴腐ワイン” がヴィノスやまざきに登場したのです。
そう、「スリーブリッジズ 貴腐ワイン」です。

最初は、さすがに安いので、「貴腐ワイン風」の甘いワインなのでは?と、思ったほど。
ですが、そんなことはない、とてつもなく美味しい!
ドイツのTBAやフランスのソーテルヌより美味しい!というお声を頂く程でした。

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【待望の新星ワインがついに到着!】ヴィノスやまざきの、いや、ワイン業界の歴史を変えるかもしれないワインが、ついに到着しました!それは…アルゼンチンの新星ワイン。溢れる果実味、濃いだけではなく、きめ細かなテクスチャー。今までのイメージの南米を...
02/02/2025

【待望の新星ワインがついに到着!】

ヴィノスやまざきの、いや、ワイン業界の歴史を変えるかもしれないワインが、ついに到着しました!

それは…アルゼンチンの新星ワイン。

溢れる果実味、濃いだけではなく、きめ細かなテクスチャー。

今までのイメージの南米をひっくり返すワインが、ここ数年ヴィノスやまざきでは売り上げ上位となっていますが、その中でも今回のワインは、とてつもない「コスパ」。

1994年南仏の無名産地のワインを直輸入し業界に大激震が走った、あの時以上の激震が今走るかもしれません…。



ワインとの出会いは昨年、世界最南端のワイナリーで今最もワインの専門家に人気、実力共に注目されているオトロニア・ワイナリーを訪問した時でした。

アルゼンチンワインの中でも最も銘醸ワイン産地として知られているメンドーサ地区で、サスティナブルな造りでオーガニックにも取り組んでいる新星のワイナリーがあると紹介されたのが、「パチェコ・ペレダ ワイナリー」。

アルゼンチンワインの銘醸地メンドーサの中でも、さらに小地区のルハン・デ・クージョの自社畑アグレロ・ヴィンヤードで、オーガニックぶどうを栽培しているワイナリーです。

アグレロ・ヴィンヤードは、アンデス山脈の麓に位置し、海抜1,000メートルと標高が高く、アルゼンチン屈指のぶどう畑として知られています。

ワイン造りを手掛けているのは、ワイン専門誌にて「WINEMAKER OF THE YEAR」に選出されて、世界の若手醸造家としても注目されてるパブロ氏。
ディレクターとしてワイン造りに携わり、品質の高いワインづくりが実現しているのです。
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【ありがとう仙台!ありがとう東北!】2016年、ヴィノスやまざき仙台店が仙台駅ペデストリアンデッキ直通の仙台パルコ2にオープンしました。このきっかけになったのは、実はヴィノスやまざきの営業、私、保坂なのです。私は、2010年に新卒でヴィノス...
24/01/2025

【ありがとう仙台!ありがとう東北!】

2016年、ヴィノスやまざき仙台店が仙台駅ペデストリアンデッキ直通の仙台パルコ2にオープンしました。

このきっかけになったのは、実はヴィノスやまざきの営業、私、保坂なのです。

私は、2010年に新卒でヴィノスやまざきに入社。
その頃、ヴィノスやまざきは今より小さなワイン会社で、店舗も数店舗という家族経営の会社でした。

大学時代からワインに興味を持ち、ドイツワインケナーの資格を取り、ワインの会社にを中心に就職活動をしていました。
実は大手ワイン輸入会社の選考も進んでいたのですが、興味半分に受けたヴィノスやまざきの理念に感銘を受けました。

「Work for others(利他の精神)」

自分の会社がこれを売りたい、からではなく、お客様の役に立ちたいから、このワインを仕入れる...
その言葉を聞いた時に「この会社しかない。」と、大手ワイン会社を断りました。
「まさか、本当に来るとは思わなかったよ」と、言って頂きました。

そして数年後に東日本大震災が起きました。
自分の故郷である東北地方が被災した時に真っ先に頭をよぎったのは「Work for others」の言葉。
東北のために何かしたい、ずっと考えていました。
そして、同じことを当時の社長も考えていたのです。

そんな時にパルコの前社長から、ヴィノスの種本社長(当時)に「東北を一緒に盛り上げてほしい。」という、お話を頂きました。
これは、自分のためのミッションだ、とすぐに手を挙げ、仙台店とともに東北を盛り上げることに決めたのです。
⇒ブログに続く 

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もしかしたら最高のナパ・ヴァレーワインかもしれません...リーファーコンテナ(定温コンテナ)で運ばれてきた至高の赤ワインが通関を切り、やっと入荷しました!この地区のワインとしては、かなりのお買い得価格で販売されるということで、皆さまからお問...
11/01/2025

もしかしたら最高のナパ・ヴァレーワインかもしれません...

リーファーコンテナ(定温コンテナ)で運ばれてきた至高の赤ワインが通関を切り、やっと入荷しました!

この地区のワインとしては、かなりのお買い得価格で販売されるということで、皆さまからお問い合わせを沢山いただいておりました。
大変お待たせしました!

今回、到着するトロフィーワインは、世界でも、今やトップクラスの銘醸地ナパヴァレーの中で、最も有名な地区の1つ、スタッグスリープ・ディストリクト(地区)のカベルネ・ソーヴィニヨンで丁寧に造られた赤ワインです。

1976年フランスで超有名シャトーとのブラインドティスティング(パリティスティング)で1位になったのがナパ・ヴァレーの赤ワインで、さらにそのワイナリーがスタッグスリープにあったワイナリーだったことから、この地区の葡萄は世界一と言う人もいる位。

「ナパ・ヴァレー」「カベルネ・ソーヴィニヨン」と表記されるだけで、フランスの有名シャトーより高額なものも多い中、スタッグスリープ・ディストリクトのカベルネと言ったら、2万円以下では見たことがない位の高級地区なのです。

そのスタッグスリープ・ディストリクトの葡萄を、区画別に丁寧に収穫し、優しく圧搾し、フレンチオークとアメリカンオークで熟成。
もう、とろとろで、そして奥深い味わいなんです。
⇒ブログに続く

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まもなく2025年が始まろうとしています。皆様にとって2024年はどんな年でしたか?ヴィノスやまざきにとっては、ワインの蔵直便を始めて30周年という記念すべき一年でした。30年前、まだ日本にはフランスを中心としたボルドー・ブルゴーニュの有名...
31/12/2024

まもなく2025年が始まろうとしています。
皆様にとって2024年はどんな年でしたか?

ヴィノスやまざきにとっては、ワインの蔵直便を始めて30周年という記念すべき一年でした。

30年前、まだ日本にはフランスを中心としたボルドー・ブルゴーニュの有名産地のワインが主体の時代で、カリフォルニアワインが出始めた時代でした。

ワインの産地名や村名や畑名や固有名詞が、フランスを中心に紹介されていた時代で、有名産地はとても高く、逆に安いワインはブレンドしたようなワイン…の時代でした。

そんな時に、フランス大使館の方から「無名産地でも美味しいワインがあります。」とご紹介頂き、現地の蔵を訪問。
当時は無名の南フランスラングドック地方のワインを、銀行に飛び込んで、清水の舞台から飛び降りるつもりで借金をして輸入したところ、沢山のお客様に喜んで頂き、ワインの専門店として30年やってくることが出来ました。


3月には、数年ぶりに「蔵の祭典」を開催。
20年にわたって行ってきた、お客様と蔵元との交流イベントで、蔵元とお客様が感動の再開を果たすことができました。

8月には、フジテレビの「あきやま魯山人」で、何とロバート秋山がヴィノスやまざきのファウンダーの種本を演じるという突然のニュースが。

広尾店で撮影し、広尾店は当時(1994年を再現)のバブル時代のヴィノスにタイムスリップ。
実は、日本で初めて、生産者の顔写真を掲載したPOPを書いたのがヴィノスやまざきだということを知り、農業や商業にも貢献した会社なのだと感じました。
改めてヴィノスやまざきの「生産者とお客様を結ぶ」というモットーが、本物だったなと、週刊文春にまで掲載され話題のトピックスとなりました。
⇒ブログに続く

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ジオリスとの出会いは、今から20年以上前。L.A.の有名ワインショップで、買付け隊長・種本がお土産にとオーパス・ワン等の有名ワインを購入しようとしたら、その店の店長さんが「せっかくアメリカに来たなら、日本では手に入らないワインをご紹介します...
28/12/2024

ジオリスとの出会いは、今から20年以上前。

L.A.の有名ワインショップで、買付け隊長・種本がお土産にとオーパス・ワン等の有名ワインを購入しようとしたら、その店の店長さんが
「せっかくアメリカに来たなら、日本では手に入らないワインをご紹介しますよ。」
と、こっそり店の奥から「ジオリス」という聞いたことのないワインを出してくれました。

ビバリーヒルズのお得意様(ハリウッドスター等)だけに特別にお分けしているのですが…というお話しながらも特別にわけて頂き、その夜ホテルで味を見て、びっくり!

多くの有名カリフォルニアワインを試飲してきたけれど、まるで「カリフォルニアのペトリウス?」と思うくらい、美味しかったのだそうです。

日本初のカリフォルニアワイン マスターコンテストで優勝し、有名ワインを飲みつくした種本が、震える位の美味しさに感動し、それから毎年ジオリスを訪ねる旅が始まりました。


ジオリスはナパ・ヴァレーやソノマ・カウンティなどではなく、カーメル・ヴァレーという、モントレーから山に入り、さらに多くのワイナリーも途切れた、山の中にあるワイナリー。
でも、そこまで行っても、当初ジオリスのオーナーは会ってくれなかったそうです。

本当に小さな畑とワイナリーで、出来たワインは、全て地元で売れてしまうからだそう、プライベートジェットで買い付けに来る、ハリウッドの大物スターもいる位らしいのです。

が、数年してから、毎回がっかりして帰る種本の後ろ姿を見て、ついに、日本でジオリスを売らせて頂くことになったのです。

その後、日本でジオリスのワインイベントを開催し、オーナーのウォルター氏が自ら来日しお客様と交流し、多くの方がジオリスファンとなりました。

今年、数年ぶりにジオリスを訪問しましたが、電波が入りにくい場所でしかも標高が高くなるにつれて、道も狭くなりガードレールもない・・・

正直、ハンドル握りながらビビッておりました。
良くこんな所に何年も通ったものだと、先輩たちの努力に頭が下がる思いです。

ここ数年、山火事のスモークの影響でワインの醸造をやめていた時期やコロナ禍で自らオーナーを務めるレストランの休業など大変な時期でしたが、少しずつ乗り越えてきてやっとワイン造りに集中できるよ!と話していただき、ほっとしました。
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生産者との想いを繋ぐ、蔵直ワイン専門店 ヴィノスやまざき。

メリークリスマス!早いもので今年もあと僅か。先日近くの教会のハンドベルコンサートを覗いてきました。クリスマスは教会のミサに参加して、除夜の鐘を鳴らしに神社に行き初詣、そんな人多いかもしれません。日本人は無宗教と言われる人達も、心の中に目に見...
24/12/2024

メリークリスマス!

早いもので今年もあと僅か。
先日近くの教会のハンドベルコンサートを覗いてきました。

クリスマスは教会のミサに参加して、除夜の鐘を鳴らしに神社に行き初詣、そんな人多いかもしれません。

日本人は無宗教と言われる人達も、心の中に目に見えない大きなものや自然に対しての尊敬を持っていると思います。だからこそ、季節の大切な行事を大切にしているのでしょう。



そんな大切な行事の1つがクリスマス。
街のイルミネーションを見て、希望や喜び、そしてシャンパンを飲みながら、敬虔な気持ちになったりするかもしれません。

ヴィノスやまざきの二代目の山崎巽(たつみ)は敬虔な気持ちを持つ商人でした。
無名だった小さな日本酒の蔵を世に出して「日本酒の名伯楽」と、呼ばれました。

今でも、他では手に入らない銘酒を販売させて頂けるのも、先代が蔵元と一緒に酵母の開発からパッケージ作りまで行い、静岡の蔵を育ててきた実績があるからかもしれません。

また、自店で販売するだけでなく、自分達が開発した蔵元を、多くの酒屋さんに紹介してきて、本来はライバルである酒屋さんが、日本酒専門店として繁盛している姿を見て、喜んでいました。

そんな巽は、戦後、酒屋の跡継ぎだった兄が亡くなり、「やりたくなかった」酒屋の後を継ぐことになりました。貧乏で、身体の弱い姉や妹三人の面倒を見ながら、酒屋の仕事をしていました。アルコールにも弱く、「酒屋の仕事が嫌で嫌で仕方がなかった。」と、言っていました。

大学に行って、公務員かサラリーマンになるつもりだった巽でしたが、あるクリスマスの日に、キリスト教の中学に通っていた娘の祐子(現在の会長)が、宗教の時間に書いてきた作文を目にして、人生が変わったそうです。

「仕事とは、自分の利益の為にするのではない。
 神様がその人に与えたミッションなのです。
 他者のために行う、それが仕事なのです。」

という内容でした。

それから巽は、与えられた酒屋の中で、どんなことができるか真剣に考え、お客様に喜んで頂けるよう、そして大手酒造メーカーの下請けをしていた小さな蔵元たちが活躍できるよう、静岡の地元の酒を世に出すことになったのです。



その後、店が大きくなり有名になっても毎日取り組んでいたことがあります。
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スパークリングワイン(発泡性ワイン)の中でも、フランスのシャンパーニュ地方で造られ、ぶどう品種や熟成期間など、現地のいくつもの規定を満たしたワインだけがシャンパーニュを名乗ることができます。「格別に美味しいシャンパーニュは、高いものばかり…...
21/12/2024

スパークリングワイン(発泡性ワイン)の中でも、フランスのシャンパーニュ地方で造られ、ぶどう品種や熟成期間など、現地のいくつもの規定を満たしたワインだけがシャンパーニュを名乗ることができます。

「格別に美味しいシャンパーニュは、高いものばかり…本当に美味しくてコストパフォーマンス抜群のシャンパーニュを探してきてほしい。」
というお客様からのリクエストを受け、今から15年以上前にシャンパーニュ地方のあらゆる村を訪ね歩きました。


そして運命の力で導かれたのが、 グランクリュ(特級)の格付けを持つオジェ村。
そこには、モエ・シャンドンやルイ・ロデレール、サロンなど有名なシャンパーニュ・メゾンが存在しています。

その名前の通り、シャンパーニュ地方でも白ぶどうのシャルドネ種で有名な産地で、特にオジェ村はシャルドネ種などの白ぶどう100%で造られる「ブラン・ド・ブラン」と呼ばれるタイプのシャンパーニュを得意とし、豊かな果実味と穏やかな酸味が特徴です。

村人を訪ね、「美味しいシャンパーニュの造り手を探しているのですが…」という私たちの質問に、どの村人も「それなら、ジャン・ミランに行きなさい。あそこなら、間違いないよ。」と教えてくれました。

早速蔵元を訪ねて話を聞くと、もともとはぶどう栽培農家で、なんと150年以上の歴史を誇る、オジェ村では今でも小規模ながら自分たちでシャンパーニュ造りを行っている数少ない栽培農家の一人だったのです!

創業当時は、栽培したぶどうは全て卸売してしまい、自分たちでシャンパーニュの生産は行っていませんでした。
ご主人のアンリ・ポールさんいわく、「オジェ村には私たちのような栽培農家はたくさんいましたが、当時ぶどうを卸売していたお得意様の中には、世界的に有名シャンパーニュの生産者が名を連ねていました。」

このように彼らが栽培したシャルドネは高く評価されていましたが、徐々にぶどうの卸売を止めて、自分たちでシャンパーニュ造りをするようになりました。

初めて試飲して驚いたのは、スタンダードシャンパーニュからプレミアムシャンパーニュに至るまで、全てに共通していたのが、その穏やかで柔らかく上品な酸味と果実味。まさにオジェ村のシャンパーニュの特徴を最大限に表現した素晴らしい味わいだったのです!
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【運命のピノ・ノワール】ワインの勉強を始めて30年以上となるのですが、ワインスクールも複数受講し、家族も酒屋家族、夜遅くまで自宅で試飲したりブラインドティスティングしたり(銘柄を隠して試飲する試飲)、考えてみると常に "ワインの試飲" が人...
13/12/2024

【運命のピノ・ノワール】

ワインの勉強を始めて30年以上となるのですが、ワインスクールも複数受講し、家族も酒屋家族、夜遅くまで自宅で試飲したりブラインドティスティングしたり(銘柄を隠して試飲する試飲)、考えてみると常に "ワインの試飲" が人生の中心だった気がします。

味でワインを選ぶと、産地に関係なくとてつもない美味しいワインに手頃な価格で出会えたりするのです。

   

が、ワイン通の方が大好きな「ピノ・ノワール」という品種だけは違いました。
お値段はお値段なり…

フランスのブルゴーニュがその代表的な産地ですが、単一品種でワインは造られるため、土地や作り手で微妙に違う味わい。
「美味しい…..」と感銘を受けたブルゴーニュワインは、やはりお値段はそれなり、数万円クラスのものばかりでした。

たまには例外もないわけではないのですが、本当に美味しいと思えるものは、かなりお値段が高く、とても難しいと感じていました。

が、カリフォルニアワインが世界的に注目された1976年のパリティスティングの頃から、ナパヴァレーではピノ・ノワールの栽培が始まり、映画「サイドウェイ」では、美味しいピノ・ノワールに出会うストーリーで、カリフォルニアピノ・ノワールが大ブームとなりました。

ブルゴーニュに比べ、果実味のしっかりしたものが多く、空前のカリフォルニア ピノ・ノワールブームが起きました。
カリフォルニア大学ディビス校の研究と指導により、ナパ・ヴァレーのピノ・ノワールはブルゴーニュと並んで世界的に評価されるようになったのです。

しかし、ブルゴーニュ以上に価格も高騰したものも多く、美味しいピノノワールを手頃な価格でご提供することは至難の業でした。

そんな時に出会ったモントレーのパライソ葡萄園のリチャードさん。
彼が造るピノ・ノワールは、とてつもなく美味しく、そしてとんでもなく安い…なぜ?

「それは、私達がぶどう農家だから。
 このピノ・ノワールは有名ワイナリーに卸すので、ワイナリーが造ったピノ・ノワールは数万円です。
 でも、農家の私達が造れば手頃な価格で出来るのです。」

「ナパにそんなぶどう園はないのですか?」と、リチャードさんに聞くと、

「ナパのピノ・ノワールの品質向上に貢献している、マホニーぶどう園のマホニーさんに会いに行きなさい。」と、ご紹介下さったのです。

マホニーさんはナパヴァレーの中でも冷涼な区画「カーネロス」でピノ・ノワールの栽培を行うぶどう農家。

カリフォルニア大学のディビス校の為に、すべてのクローンを植え、ピノ・ノワールの研究を行い、自社の葡萄だけでなく地域のピノ・ノワールの品質向上に貢献してきた「カリフォルニア ピノ・ノールの権威」でもあるのです。
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2024年の蔵の祭典は、6年ぶりの開催ということもあり、フランスや欧州はもとより、アメリカ、南米、南アフリカ、日本…と、世界のトップワイナリーが大集合しました。 その中で、ワインのプロの方等が「これがすばらしく美味しい!」とご注文頂き、密か...
11/12/2024

2024年の蔵の祭典は、6年ぶりの開催ということもあり、フランスや欧州はもとより、アメリカ、南米、南アフリカ、日本…と、世界のトップワイナリーが大集合しました。


その中で、ワインのプロの方等が「これがすばらしく美味しい!」とご注文頂き、密かなブームになっているのが、オーストラリアの蔵元カラブリア・ファミリーが造る、超限定ワイン「アイコニック」。

この蔵元とヴィノスやまざきとの出会いは、15年以上前にさかのぼります。

現地を訪れ、オーストラリアワインの直輸入を開始しようと考えていた際に、「家族経営でコストパフォーマンスが高く、こだわりワインを手掛ける蔵元がある」と伺い、ニューサウスウェールズのグリフィスという小さな村に降り立ちました。

実際に現地を訪れると、伝説的醸造家のビル・カラブリアさんを筆頭に、三人の息子が力を合わせワイナリーを切り盛りする家族経営の蔵元でした。

そして、多種多様な品種から生み出された深い味わいと、何よりもそのコスパの高さに脱帽。
即、輸入を決断しました。


それから年月が経ち、その品質をどんどん高め、世界的なコンクールでも高得点を獲得するまでに。

特に彼らの代表作の一つ、どうやったらこんなに美味しい貴腐ワインがこの価格で実現するのかと思うほどの「スリーブリッジス貴腐ワイン」は、日本最高峰のワインコンクールJapan Wine Challengeで過去二度に渡り最高賞を獲得するほどです。

「日本のお客様のためなら!」とヴィノスやまざきのオリジナルワインを造ってくれる関係を築くことができたのは、日本のお客様が彼らのワインを長年に渡り愛してくださったからだと思います。

そのカラブリア・ファミリーは、今ではオーストラリアのバロッサ・ヴァレーにも畑と醸造所を持つようになりました。

バロッサ・ヴァレーと言えば、フランス/ボルドーや、カリフォルニア/ナパ・ヴァレー等と語られることも多い、高級ワインの生産地。
グランジという有名オーストラリアもここで造られます。

バロッサはかなりの高額高級ワインが多い中、カラブリアは3,000円以下という信じられない価格でバロッサのワインを提供して下さり、今はヴィノスでも売り上げベスト10にも入る程。

そのバロッサを訪問した時に、「ここにいらした方だけにお分けする、本当に特別なスーパープレミアムワイン、アイコニックを譲りますよ。」と、1人1本だけ購入させて頂いたワイン、それがアイコニックなのです。

その味が忘れられず、蔵の祭典のためだけに、本当に限定数を分けて頂き、お客様に召し上がっていただいたというわけなのです。
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住所

有楽町2丁目7番1号
Chiyoda-ku, Tokyo
420-0034

電話番号

0120-740-790

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