2024も新城さんと「酒舗西浦の3分ドリンキング」を続けることができました視聴ありがとうございました2025年もどうぞ宜しくお願いしま酒!
つぶつぶ・シュワシュワ〜な
にごり酒です!
ミルキィなカルピスラムネ
新城さん「とっても美味しいです」
押し迫ってのご紹介ですが、是非とも年越し・新年に!
和歌山/岩出 吉村秀雄商店
●。車坂 純米吟醸 活性にごり生酒 2024BY:720ml
鉄砲隊 純米吟醸「爆発にごり」 2024BY:1.8L
◦麹米:五百万石 60%精米
掛米:日本晴 60%精米
◦協会901号酵母
◦日本酒度+3.6
◦酸度2.3
◦アミノ酸1.7
◦alc17.7%
四合瓶の「車坂」、一升瓶の「鉄砲隊」と瓶の大きさで名前が違いますが、詰めてあるお酒は同じです
という不思議な展開
「鉄砲隊」の方は「爆発にごり」という副題もついていて、強い発泡具合を毎年出していると分かる表示ですね
酒蔵からの案内書にも
「醪をあらごししただけの特濃にごり酒!
瓶内発酵で多量の炭酸ガスを含みます。
噴き出し必至の玄人向け商品のため、お客様に必ず商品特性、開栓方法をご説明、ご理解していただいた上で、販売していただくようお願いいたします。」
とありました
更には、瓶の裏貼には詳しい開栓方法の注意書き、一升瓶の「鉄砲隊」に至っては替えのバルブ栓まで付属という、念には念を入れての商品になっています
こんな注意喚起をされる活性にごりって、どんな発泡具合?と興味が湧きますよね?
てことで720ml四合瓶を改善してみますと、説明の通りなかなか元気な活性具合でした
冷蔵庫から出して直後の開栓で、約4分
お米の粒がしっかりと瓶底に溜まっているにごりで、このツブツブ具合は他にはあまり見ないですね
冷えているので、上立香はほぼ感じず
開栓直後は盃にお米の粒が浮きます
口に含むとサスガ純米
今年は『「泥酔」危険生原酒』!
アルコール21度の超フルボディです
だけど、発泡も優しく、旨み全開で、飲みやすくて美味しい!
年末押し迫ったタイミングで、3分ドリンキング連続公開です!
新城さんと私、(撮影3本目)なので程よく酔っ払っています
愛知/愛西市 青木酒造
○米宗 純米完全醗酵酒 危険生原酒
「活性ふなくち」手汲みどぶ R6BY
◦麹米:愛知県産 夢吟香70%精米
◦掛米:愛知県産 若水70%精米
◦速醸酛
◦蔵付酵母
◦日本酒度+2
◦酸度3.5
◦アミノ酸度2.9
◦alc21%
米宗の新酒「初しぼり」はパワフルで、米宗ワールド全開の味わいでした
同じタンクで、シュワシュワにごり酒になるとどんな感じ?
と試飲してみました
動画の通り、カリカリッとキャップを捻っても噴き出す様子は無く、今年は安全に開けられました
瓶を揺らすと瓶底に溜まっている醪から気泡が立ち上ります
上澄みを盃に注いでみると、スパークリングワインに通じるガスのニオイ
口に含むと、白ブドウを想わせる果実感とキュンとした酸
黄色い柑橘ピールのほろ苦さ
↑上立香もそうだったけど、活性にごりというよりも、どことなくスパークリングワインの雰囲気
アルコールを感じないくらい味が濃い
オリを絡めてみると
メロン、ブドウ、すりおろしリンゴの果実感が出て来ます
そこにミルキィ感
三割程度加水すると、メロンの果実感全開
旨みもシッカリ感じます
やっぱり酔っ払いますね
クセになるパワフルなお酒でした
飲む価値あります!
是非ともご賞味ください!
本日も10:00〜21:00で営業してます!
ご来店をお待ちしておりま酒!
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不老泉の新酒2種をドリンキングしました〜
どちらも満足感のある味わいでした!
年末ということもあり、最近、新城さんとの予定が合わないので、複数のお酒を飲んで、複数本の3分ドリンキングを貯め撮りしてます
今回は1本目
続く動画を見てもらうと、二人して良い具合に酔いが回って会話が面白くなっていきますw
滋賀/高島市 上原酒造
○不老泉 特別純米無濾過生原酒
「初しぼり」R6BY
◦滋賀県産 レーク65 60%精米
◦純粋分離蔵付天然酵母
◦日本酒度+3
◦酸度2.1
◦アミノ酸度1.6
◦alc17%
今年度のお酒造りから、この「初しぼり」と「にごり原酒」の原料米に滋賀県の新しいお米「レーク65」が使われています
「レーク65」は「ヒノヒカリ」を母に、「キヌヒカリ」を父に交配された食米です
「ヒノヒカリ」も「キヌヒカリ」も西のお蔵さんがお酒に使うことがあるお米ですね
昨日、たまたま不老泉の横坂杜氏と電話で話す機会がありました
横坂杜氏曰く「ヒノヒカリはコシヒカリの子供だし、コシヒカリは旨みがあって、お酒にすると好適米には無い良い酒ができるので、レーク65も期待できる」「コシヒカリのお酒に近い味になっている」と仰っていました
試飲してみますと
例年には珍しく、うっすらと霞む程度におりがらみ
洋梨&マスカットをなんとなく感じる上立香
口に含むと、上立香に通じるブドウ(マスカット)と洋梨の風味に上新粉のお米の風味
ふくよかで優しい口当たり
ライムや小粒の黄色い柑橘の酸で引き締まりと爽やかさ
シトラスピールのほろ苦さ
出来立ての新酒ならではのピリピリとした刺激があって、軽快にサラリと飲めてしまう
冷やして
不老泉「奥琵琶湖」にごり原酒の開栓動画です。一つ前の記事に書きました通り、今回は途中に中断→1時間後に開栓再開になりました。その開栓の1番頭に当たる動画です。オリが立ち上がる気泡を邪魔をして、全く瓶上部にガスが溜まらないので揺すってオリを緩めようとしています。
集中感のある味です!
個人的には、飲むたびに、完成度が高いなぁと思っています
動画の出だし、新城さんに「内容薄いですか?」と聞かれましたが、
薄くなってないですよね?
京都/京丹後市 木下酒造
○玉川 純米吟醸無濾過生原酒
「福袋」2024BY
◦久美浜産 五百万石60%精米
◦alc17〜18%
蔵元資料に記載されますフィリップ・ハーパー杜氏の一言は「開封後、なるべく時間をかけてお飲みください。酒の柔らかみが増します。」
とありました
昨年は柔らかかった記憶がありますので、今年はどんな感じなのか?
洋梨&ラムネに加えて麹の上立香
口に含むと、ギュッと凝縮?集中感のある、濃度を感じます
洋梨、黒ブドウの果肉、ラムネの風味←が濃い
そこに味わいに立体感を与える力強い酸←存在感がある
ほんのりミルキィ感と焦がしカラメル的な風味が追いかけてくる
濃い旨みを感じる力強い味わい
出来立てのお酒ならではの荒々しいパワフルなアルコールのボリューム
2割程度加水すると、アルコールのボリュームはおだやかに
グレープのフルーツタルトみたいな甘酸っぱさが伸びて、スッキリの後口
清々しい飲み心地になります
うん、例年よりも濃くて、杜氏のおっしゃる通り、時間をかけて飲みたくなるかも
開栓後の味伸びが楽しみなお酒です
燗冷ましも良さげです
今年も美味しいです!
是非ともご賞味ください!
⭐︎年内は無給営業です!⭐︎
年始は4日から通常営業
本日も10:00〜21:00で営業してます!
ご来店をお待ちしておりま酒!
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・Open:WED〜MON
10:00〜21:00
・Close:TUE
・Tel:043-241-3126
・HP:shuho-nishiura.com
車坂 純米吟醸活性にごりの開栓動画です 冷蔵庫でしっかり冷やして休ませてからの開栓をお願いします!
マスカットを感じる濃厚甘酸っぱ酒!
春までゆっくり時間をかけて呑んで味の変化を楽しんでもらいたいので、一升瓶だけのご案内!
反響頂いています花巴「速醸うすにごり」に引き続き
本醸造規格のしぼりたて生原酒をドリンキングしました〜
奈良/吉野郡 美吉野醸造
○花巴 山廃「Jo」生酒2024BY
◦奈良県産契約栽培酒米
◦精米歩合 非公表
◦酵母無添加山廃
◦蒸米四段仕込み
◦本醸造規格 米、米麹、醸造アルコール
◦alc20%
◦サーマルタンク
◦密閉機械搾り
◦当店には一升瓶(1.8L)のみ入荷
花巴では昨年あたりから、スペック等の視覚からの先入観を廃して、シンプルに味わいを感じでもらいたいということで、スペック非公開、特定名称廃止の方向にシフトしています
今回のお酒も従来では「山廃本醸造無濾過生原酒」でしたが、昨年から山廃「Jo」生酒 に変更されています
内容は「蒸米四段」で「米アルコール添加」を行っていますので変更ありません
蔵元杜氏 橋本晃明さんの修行先酒蔵で山廃本醸造の懐の広さに感銘を受けだそうで、花巴でも造られるようになりました
「弊社のアル添では、蒸米四段掛けを行う為、麹の強さや野生酵母の発酵力などを加味して、良いタイミングを見極めるバランス感覚が重要となりますので、私の酒造りにおいてルーツであり、花巴の酒造りの方向性の再確認を行える基準酒でもあります。」
とのこと
花巴唯一のアル添酒なんですが、特徴的なのが「国産米アルコール」を使用している点
一般的に添加される原料アルコールは「醸造アルコール」と一括りにされて、製造元や詳細には注目されることはありませんね
調べ
巨峰?ブドウのジューシィ!
旨みが伸びる!
新酒ならではのほろ苦さがあって、後切れが良いです!
新酒が次々入荷してて、3ドリンキングが渋滞気味です
順次ご紹介したいと思いますので、宜しくお願いします!
奈良/吉野郡 美吉野醸造
●花巴 速醸純米無濾過生原酒
「速醸うすにごり生酒」2024BY
◦奈良県産契約栽培酒米
◦精米歩合非公開
◦速醸酛
◦酵母無添加
◦サーマルタンク
◦alc16〜17%
花巴の新酒が入荷しました!
花巴では唯一の「速醸酛」仕込みピンクラベルです
初回出荷限定の「うすにごり」を今年も予約して分けてもらいました
一般的なお蔵さんではお米の精米歩合で造り分けをして複数種類のお酒を仕込みます
一方で、花巴では、谷間の特殊な環境(お米の品種や量に制限がある)に基づいて、
・「速醸、山廃、水酛」の酒母の仕込み、
・「琺瑯、サーマル、木桶」の使用する仕込み容器、
・「ヤエガキ式開放型槽搾り、薮田式密閉機械搾り」の搾り方
の組み合わせで仕込み分けを行っています
今回のピンクラベルの「速醸酛」は花巴では数少ないサーマルタンク仕込みになっています
搾りに関しては、蔵元資料には「搾り:槽搾り、密閉機械搾り」と記載してあります
が、以前、蔵元杜氏の橋本さんとお話しした際「搾ってすぐに出荷するお酒は、早くから味を出したいのでヤエガキ式で搾ります」とお聞きしたので、「ヤエガキ式=槽搾り」で酸化させながらの搾り法を選択したかと推測してます
花巴の「速醸酛」仕込みは一般的な「乳酸液&培養酵母」添加の速醸酛仕込みではなく、乳酸液を使うけど、「山廃・水酛」仕込みと同様に蔵付き酵
米宗 「初しぼり」の開栓の様子です
入荷したてではこんな感じ
カリカリッとキャップを回しても液面は上がらないので、簡単に開けられました
一月いっぱいまでは冷蔵庫陳列する前はセラー貯蔵しますので、ガスは多少強くなっていくと思います
ワイルド!
スパイス料理に合う美味しさ!
ほぼ玄米で造ったお酒を、新城さんに飲んでもらいました
正統派な日本酒の味じゃないので心配しましたが、
予想以上に「美味しい!」を連発してくれました
日本酒の枠からはみ出た、美味しい「お酒」です!
千葉/勝浦 東灘醸造
●鳴海 ナルカ 純米生原酒
「初しぼり」2024BY
◦千葉県産ふさこがね99%精米
◦酵母無添加生酛仕込み
◦一段仕込み
◦日本酒度 非公開
◦酸度 10.3(!)
◦alc13%原酒
9月の終わりに取り扱い業者対象の蔵開きが「鳴海」醸造元 東灘醸造さんで開催されました
その際、洗米して浸漬していたお米で仕込んだお酒がコレだったとは…
昨年2023BYの「初しぼり」は酵母無添加生酛96%精米でした
今年は更に進めての99%
一昨年の酵母無添加生酛の赤ラベルは酸っぱくて(火入れ熟成したのは抜群には美味しくなってます!)、
昨年は酸っぱくて玄米&糠の匂いで賛否両論
と、お酒の価値観から外れたお酒を毎年一回は出してくるという、菊池杜氏の風物詩になりつつあります
このお酒を発売する前に、当店含めて菊池杜氏と馴染みのある販売店・飲食店数軒にサンプルを菊池杜氏が届けてくれました
「いやー、やってみてわかったんですが、硬くて搾れなくて…」
と、普通じゃないお酒の、発酵じゃ無い部分で大変な思いをされての産みの苦しみのあるお酒だったようです
「精米場の関係で、精米が大変なので、今回一回切りです」
という言葉もあったので、なかなか貴重なお酒になるかと
さて、肝心の味は?と気になりますよね
磨かないお米ならではの、しっかり黄金色の色調
寿司酢・米酢を想わせる上立