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ナチュラル、クラシックをテーマにワインを輸入しています。ネットショ?

23/07/2024

《新規取扱》ヴィニ・シルト！

今や人気産地となったエトナ。ここに代々住み着き、普通に生活していたシルト家。小さな葡萄畑を所有し、お爺さんの世代までは自家消費用のワインを造り、バルクで販売していました。

その頃のエトナは今と違い、人気産地ではありませんでした。お爺さんが亡くなった後、葡萄畑は放棄され、荒廃。
ジュゼッペの父親は葡萄畑の売却を検討します。お爺ちゃん子だったジュゼッペは家族の大切な畑が売却される事を阻止する為、畑を引き継ぎ、ワイン造りを始める事を決意します。

その当時はラ・カラブレッタで働いていたジュゼッペ。ラ・カラブレッタのワイン造りを基礎にしながら人間の介入が少ない、より自然なワインを目指します。畑は父親から引き継いだフェウド・ディ・メッツォが主体。それ以外に標高1,000mを超すピラオ畑も所有。

全てのワインはエトナを名乗りません。

何度かエトナ DOC 協会にサンプルを送ってみましたが、
味わい的に認可されませんでした。認可を目指すより、自分達のやりたいワイン造りをするべきとの判断で、今では申請さえしていません…。

ワインはエトナの枠を超え、初期の頃のフランク・コーネリッセンを思い出させるような独特の世界観を持っています。非常に繊細なワインなので、まだ入港したてで少し暴れています。セラーで少し休ませてから開けてみて下さい。

エトナの超新星！
皆さんが驚く顔が浮かびます！

ドン・ピッピーヌ・ビアンコ　2020
〔商品記号〕A9809 〔タイプ〕白
〔参考上代〕6,400円〔サイズ〕750ml
〔入港数〕112本
〔他情報〕プレ・フィロキセラ、SO2無添加

アッランティカ　2020
〔商品記号〕A9810 〔タイプ〕ロゼ
〔参考上代〕4,900円〔サイズ〕750ml
〔入港数〕230本
〔他情報〕プレ・フィロキセラ、SO2無添加

ドン・ピッピーヌ・ロッソ2019
〔商品記号〕A9811 〔タイプ〕赤
〔参考上代〕4,600円〔サイズ〕750ml
〔入港数〕290本
〔他情報〕プレ・フィロキセラ、SO2無添加

アクロンナ2019
〔商品記号〕A9812 〔タイプ〕赤
〔参考上代〕5,600円〔サイズ〕750ml
〔入港数〕112本
〔他情報〕プレ・フィロキセラ、SO2:2g/Lのみ添加

▼ラ・カラブレッタから独立！最もナチュラルなエトナ！
https://terravert-co-jp.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/original.IT_.Vini-Scirto.pdf

22/07/2024

《新入港》サマー・ウルフ「エッテ」

このワインは面白い！アプリコットな紅茶。ピーチティーのような風味で可愛いらしい。昔の弱いヴィンテージのアジェーノのようです。マセラシオンの嫌なところが無いベストバランスなオレンジワインです。

▪️イウリの奥様
造り手はモンフェラートのカッシーナ・イウリの奥様、サマー・ウルフ。普段はイウリの輸出手続きを担当していますが、今回、友人のビオディナミの畑の葡萄を買って、このエッテを造りました。

▪️バラトゥチャット
使われた葡萄はピエモンテの土着品種で、モンフェラートで大注目されているバラトゥチャット。暑いモンフェラートでもリンゴ酸をキープできる品種として、色々な造り手が試しています。

酸度が高く、果皮が厚いので、ギリギリまで収穫を遅らせ、軽く潰してセメントタンクで発酵。完熟した果皮も9日間、一緒に発酵させれ事で、あのアプリコットのような独特な風味を得ています。

ピーチティーのような風味は、恐らく少し還元的な状態で熟成された事から出てきたのだと思います。昔のラ・ストッパのアジェーノもそうでした。エッテ2022は、ある意味奇跡のヴィンテージ！お見逃しなく！120本のみ！

17/07/2024

《新入港》ジローラモ・ルッソ！

北エトナの地元民、ジュゼッペ・ルッソが造るエトナ・ロッソ・サン・ロレンツォ2021が出荷開始です！スローワインガイドでTOPWINEに選出されたり、ドクターワインでも97P！ビベンダ誌でも最高評価の5グラッポリ獲得と総なめ状態なので、リリース前から大きな話題に。

入港本数は120本となってますので、ご興味ある方はお早めに！

サン・ロレンツォは北エトナでも最も西寄りにある古い畑で、黒色火山岩が強い標高850mの段々畑。この場所は海からの湿った風の営業がなく、乾燥しているので、北西斜面でも、葡萄は、ゆつくり、しっかり熟します。収穫は10月中旬と、かなり遅い収穫。

フェノール類も、しっかり熟した状態で収穫。野生酵母のみで発酵。大樽で12ヶ月以上熟成。他の畑と比べて、垂直性が強くミネラリー。タンニンが細かく、スパイシーな印象。エトナらしい骨格と濃密な果実のバランスはジローラモ・ルッソならではです。

サン・ロレンツォは歴史的畑ですが、その最も優れた上部を所有するのがジローラモ・ルッソ。北エトナを代表するワインの1つだと思います。ぜひ、体験して下さいね。

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ジローラモ・ルッソ
エトナ・ロッソ・サン・ロレンツォ2021
参考上代:9,900円
入港本数:120本
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16/07/2024

《出荷開始》フィリップ・パカレ！

2020年のパカレのスパークリング「ビュル」は美味かったですねー。2021年は生産量が少な過ぎて、フランス国内のみの販売となってしまいましたので2年振りのビュルとなりました！楽しみですねー。

僕達も、まだ飲んでないんですが、2020とは大きく違うようです。確か2017,2019,2020はピノ・ノワールが多くてピンクがかっていて、結構リッチだった記憶があります。数が少なくて数本しか飲めてないので記憶があいまいです。

今年のビュルは70％アリゴテ、30％ピノ・ノワールという構成。ラドワ・セリニーとボン・クール・レ・ボワ（ヴォーヌ・ロマネの東）の葡萄を使っています。瓶内2次発酵でノン・ドサージュ。

クレマン・ド・ブルゴーニュと考えると高いんですが、飲めば納得。少し熟成したシャンパーニュのように旨味がしっかりあるんです。乾杯用ではなく、食事と一緒に楽しんで欲しいワイン。ぜひ体験して下さい。在庫本数は僅かとなっていますのでご注意下さい！

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フィリップ・パカレ
ビュル2022
参考上代:9,200円
在庫本数:34本
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13/07/2024

エトナ「東西南北」の畑を徹底検証！

シチリアの中でも特別な産地、エトナ。イタリア全土で見ても特殊なんです。まず、赤、白、ロゼ、スパークリングまで有名な産地は他にありません。また、エトナ火山の東西南北、全ての方角に畑があり、個性が違う。これが面白いんです！

▪️東斜面
海に近く雨が多い急斜面。ネレッロ・マスカレーゼとは相性が悪く、昔から白葡萄カリカンテが栽培されています。特にミロ地区はスーペリオーレを名乗れるエトナ白ワインの最高峰です。

▪️南斜面
大都市カターニアに近いのでリゾート開発が進み、畑が減少。標高は比較的低めで緩やかな斜面。海の暖かい風の影響を受けて、どっしりとした柔らかいワインになります。

▪️北斜面
標高が比較的高く、1番熱い日中の南からの太陽が遮られるので比較的冷涼。標高1,000mを越す畑も。ワインは引き締まり、輪郭がはっきりした味わいに。

▪️西斜面
海の暖かい風の影響を全く受けないので、冷涼。朝日から昼過ぎまでの時間は全く太陽を浴びないので昔はピスタチオ畑でした。近年では、その冷涼さを活かして注目されています。

インプリチトさんのイタリアワインインデックス。今回の参加者はシチリアと言えば、この人！ロッツォ・シチリアの阿部さん。アカデミーデュヴァンの人気講師、美魔女、吉川さん。若いのに既にベテランの味覚を持つインプリチト、後藤さん。そして、勿論、松永さんです。

皆でブラインドで試飲しながら、東西南北の個性を感じ取っていきます。東西南北の個性を理解すれば、エトナは更に楽しくなるはずです。皆様、ぜひご参考にしてみて下さい。

▼YouTube エトナ東西南北比較es.1
https://youtu.be/-kthxWUOwTE?si=_YoEcd4Qf4v6p7jm

▼YouTube エトナ東西南北比較es.2
https://youtu.be/NwUYBr8pxxk?si=e8ai3dsV9qyhZLcB

▼YouTube エトナ東西南北比較es.3
https://youtu.be/1ZnpHTdJHGE?si=VCpMl-e0KMhwpqTL

11/07/2024

《新規取扱》フランチャコルタ・カミルッチ！

ワインウェーブさんが輸入していたフランチャコルタ、ラ・ヴァッレのオーナー家族のステファノが、自分のやりたいフランチャコルタ造りを目指し、2018年に独立し、造り始めたのがカミルッチです。

フランチャコルタでは珍しく…

100％　ノン・マロラクティック
100％　ノン・ドサージュ
100％　ステンレス熟成

▪️完熟葡萄だからこそ
彼等の拘りは、完熟した葡萄のみを使用する事。ですので買い葡萄は使いません。自分達で収穫時期を決めて自分達のスタイルに合う葡萄を大切にします。ノン・マロ、ノン・ドサージュなので未熟な葡萄は無理なんです。

▪️東フランチャコルタ
畑は全て東フランチャコルタ。オーメ、グッサーゴ、チェラーティカ、モンティチェッリ・ブルッサーティに30ヶ所以上の小さな区画を所有。周囲の造り手より1〜2週間遅い収穫です。

ノン・ドサージュでも完熟葡萄の厚みがあり、ノン・マロなのでリンゴ酸のフレッシュさが支えます。しかも、この時代に参考上代5,700円からというので驚きですよね。

▪️契約酒販店の皆様
フランチャコルタ・ドサッジョ・ゼロ・アンモナイツに関してはロット条件対象商品となりますので、次回以降のメルマガでロット条件表をご確認下さい。

09/07/2024

《7/10出荷開始》ドラピエ！

大変お待たせしました！ようやくドラピエからブリュット・ナチュールが入港です。明日より順次、出荷となりますので、ご入用の方はお急ぎ下さい。今回のにゅうこうは1,800本。また直ぐ入ってきますが、かなり少ないのでご注意下さいね。

▪️ブリュット・ナチュール
ドラピエのブリュット・ナチュールはウルヴィルの南西斜面中腹のブリュット・ナチュール用の畑から造られます。カルト・ドールより1週間遅く収穫。窒素を充満させた空気圧プレスで亜硫酸無しでプレス、発酵。
野生酵母のみの発酵後、ステンレス、フードル樽で熟成後、夏前にティラージュ。その後、48ヶ月以上熟成。リザーブワインは5%程度で、ウルヴィルのピノ・ノワールの厚みや集中力を味わってもらう為のワイン。ブリュット・ナチュールと言えばドラピエですよね！

▪️クラレヴァリ
ドラピエの所有畑で最も早くビオディナミ転換した畑。馬で耕作し、自然農法を実践。5種類のクローンのピノ・ノワール、シャルドネ、ムニエ、ブラン・ヴレイが混植された畑です。
この畑から生まれるのがクラレヴァリ。古代品種ブラン・ヴレイの官能的甘い香とキンメリジャンの厳しいミネラルが特徴です。こちらは120本のみなので、早い者勝ちです！

▪️グラン・サンドレ2012
ドラピエのトップキュヴェ、グラン・サンドレの新ヴィンテージ2012が入港！ウルヴィル最高の畑のピノ・ノワール55%とコートデブランGクリュ、クラマンのシャルドネ45%を使用。
9年間シュールリー熟成で旨味を凝縮していますので、ピノ・ノワールの重厚感とシャルドネの硬質感が馴染み、ドラピエにしかない味わいを実現しています。こちらは240本のみ。お見逃しなく！

08/07/2024

《ベスト・バイ》ビッビアーノ！

先日の試飲会で大人気だったビッビアーノのキャンティ・クラシコ・リゼルヴァ2019。あまりに美味しいので何かテクニカルに変更があったりしないか確認しましたが、変更なし。で、Vinumのベスト・バイ・トスカーナとか受賞してました。そりゃ、そうですよね。

2019はサンジョヴェーゼの全てがある気がします。スミレっぽい華やかな香、クリスピーなタンニン、フレッシュで伸びのある酸。そして、このワインの格を押し上げているのが完熟感と澱のニュアンス。

最近の流行りのサンジョヴェーゼは早く摘んだ未熟な硬さや余韻のシンプルさが目立ちます。正直、それならばサンジョヴェーゼでなくても良い気がします。完熟したサンジョヴェーゼしか持たない美味しさが、このキャンティ・クラシコ・リゼルヴァ2019にはあるんです！

ソムリエの皆様、ぜひ、このワインを体験してみて下さい。ジュリオ・ガンベッリがサンジョヴェーゼの本当の魅力を最大化する為に常に説いていた大切な要素が、この価格帯ながら、しっかり感じ取る事が出来ます。素晴らしいワインですよ！

06/07/2024

《今美味》フレデリック・マニャン！

シャンボール・ミュジニー、グラン・クリュ・レ・ミュジニーに隣接する畑、ボルニック。ボルニックの下はレ・ザムルーズですから、この畑が、どれだけ素晴らしいかが解ると思います。僅か1.43haを15の造り手が所有します。その最大所有者がフレデリック・マニャンです。

▪️レ・ミュジニーに隣接
多孔質の魚卵状石灰岩を多く含む粘土で、地中1mにはコンブラシアン岩盤が続きます。グラン・クリュ、レ・ミュジニーと、かなり近い土壌と言えますが少し東向きで傾斜は緩やか。

若い内は、赤系果実で硬く、ミネラルの冷たさが目立ちますが、少しの熟成で、その本当の個性を見せてくれます。今回のご案内は2017年！2018、2020、2022とは違い、力強さよりも柔らかさ、ブルゴーニュらしさが楽しめるヴィンテージ。

硬めのボルニックには相性の良い年と言えそうです。タンニンは全く感じられずサクランボやプラムのような香と少しのハーブ香。熟成による甘味が出てきていて何とも言えない優しい味わい。ブルゴーニュでしか、いやシャンボール・ミュジニーでしか味わえない美味しさです。

05/07/2024

《7/10予約締切》フィリップ・パカレ！

フィリップ・パカレにとって素晴らしい年となった2022！ポマールはじめ全ての赤ワイン及び、大人気のスパークリング「ビュル」も入港です。既にほぼ全てのワインで入港数を超えるご予約を頂いていますが7/10で締切後、割当数を確定させて頂きますのでご了承下さい。

▪️2022について/フィリップ・パカレ
2022は私にとって非常に記憶に残る素晴らしい年となりました。皆さんに素晴らしいワインを届ける事が出来て、とても嬉しく思ってます。

この年のピノ・ノワールが優れているのは、しっかり種子まで熟しながら酸度も確保できた事。潜在アルコール度数はピノ・ノワールにとって理想的な13度。

気候的には2017、2018と同じような早熟な年のはずでした。暑さと乾燥に苦しんでいるはずでした。しかしながら、収穫された葡萄は、そんなストレスはなく、どちらかと言うと2019に近い、健康的で、みずみずしい完璧なものでした。

2021年の雹で葡萄樹はダメージを受けていて、2022何の葡萄の生育にも影響が出ていました。そのダメージがあったからこそ、収量は自然に減り、良い結果をもたらしたのかもしれません。2021とは全く違う歴史に残るヴィンテージとなるでしょう。

フィリップ・パカレを代表するジュヴレシャンベルタンやポマールは出来る限り価格を抑えました。特にポマールは2万円を下回り、19,000円。これはお見逃しなく！人気のビュルは、ある程度数量を確保しましたが、僅かに1,200本。滅茶苦茶美味しいですよー！

▪️新キュヴェ「ポマール・リュジアン」
1erクリュのリュジアンな下部で村名になる区画。ドロマイトと呼ばれるスポンジ状の石灰が多く、マグネシウムがワインに垂直性を与える畑。男性的てはない美しいポマール。

▪️新キュヴェ「シャンボールミュジニー・サンティエ」
ボンヌマールの真下にある畑でモレサンドニに接している最北部。土壌は、より粘土が強く、小石を多く含む。ワインはリッチでおおらか。包み込むような美味しさ。

▪️新キュヴェ「ヴォーヌロマネ・ゾートメジェール」
グランクリュ、レ・スショの左隣にある人気の畑。ここは素晴らしいですよ！石灰比率が高く南東向き。バラやスミレのやつなフローラルさと大きく膨らむ余韻…。

▪️ヴォーヌキュヴェ「ヴォーヌロマネ・プティモン」
リシュブール、クロパラントゥと接している素晴らしい条件の畑。東向きの急斜面で西側は森。畑に出来る最上部で樹齢は750年超え。リッチさと繊細さを兼ね備えている。

更に、昨年に続き希少なヴォルネイ・ロバルデル、コートロティ等もごく少量ながら入港。2022のパカレは今飲んでも良し、10年後でも良し！お見逃しなく！

▼【7/10締切】フィリップ・パカレ2022！新キュヴェ「ヴォルネイ」
https://terravert-co-jp.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/202406-09Philippe-Pacalet.pdf

02/07/2024

《7/4予約締切》ロアーニャ！

今年もロアーニャのランゲ・ロッソがリリースです！しかもヴィンテージは2018！クラシック・ネッビオーロにとっては貴重な年。これは絶対見逃せませんよね？参考上代:7,500円。入港数は1,200本のみですのでご注意下さい。

▪️ランゲ・ロッソ2018
ランゲ・ロッソと言ってもロアーニャのバローロ、バルバレスコの両トップであるバローロ・ピラを2/3、バルバレスコ・パイエを1/3アッサンブラージュという贅沢ワイン。ロアーニャの中では樹齢の若い10〜25年程度までの若樹を使ってますが、醸造自体は他のワインと変わりません。
勿論、2018はネッビオーロにとって偉大な年ですので、10年以上の熟成に耐える銘酒になるはず。とは言え、ロアーニャの中では1番先に開きますので、ルカの2018を知る意味でも何本か開けてみたいところです。ですご、何本かはセラーに入れて少し忘れておく事をお勧めします！

▪️バローロ・ピラ2018
ピラの、2018の前評判は、とにかく凄いんです！フランスではネッビオーロの奇跡とまで言われ、ワインスペクテイターではピラ2018が97P、ピラVV2018が98Pと高評価。砂地でプレ・フィロキセラのネッビオーロが多く残る特殊なバローロ。
砂地だからこそ、2018のようなクラシックヴィンテージには良い結果を残します。ピラ特有の妖艶で包み込むような味わいはやめられません。

▪️バルバレスコ・ガッリーナ2018
パイエは勿論、素晴らしいのですご、2018で注目したいのがガッリーナ。粘土石灰に少しシストが混じる複雑な土壌で骨格の大きさが特徴。パイエとは反対側の大きなバルバレスコ。
ガッリーナと言えばラ・スピネッタやピエロ・ブッソですが、ロアーニャのガッリーナは薄い色調ながら彼等を凌駕するような凄みがあります。

▪️ランゲ・ビアンコ・ソレア2021
このシャルドネは全てバローロ・ピラな畑から収穫されます。バローロに植えられたシャルドネは力強い凝縮感に負けない太いミネラルが背骨となり強靭。
マセラシオンしていないのにコクが凄いのは少しだけアッサンブラージュされたネッビオーロのモストの影響。芸術作品的な完成されたワインです。

▪️デルトーナ・モンテマルツィーノ・ティモラッソ2021
ルカがバローロやバルバレスコのような偉大な白ワインをピエモンテの地品種で造りたいと始めたワイン。
ティモラッソ特有のペトロール香。研ぎ澄まされたような曇りのない味わいはマッサのスタイルとは全く異なり、飲み手を緊張させるようなテンションがあります。凄い！

▪️グラッパ
そして、今回初めて分けてくれたのがグラッパ！生産量は200〜300本との事なので、一生に1度飲めるか飲めないかです。次にお目に掛かれるのは10ねんごでしょうか。お見逃しなく！

▼【7/4締切】ロアーニャ2018予約受付
https://terravert-co-jp.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/202406-03Roagna.pdf

01/07/2024

《YouTube》エトナ東西南北コントラーダ！

インプリチト、松永さんによる人気YouTubeイタリアワインインデックス。今回はエトナの東西南北のコントラーダ比較試飲から、その特徴を掘り下げるという事になりました。

▪️参加者は…
シチリアと言えば、この人！白金高輪のロッツォシチリア、マネージャー阿部さん。シチリア人かと思う位に濃い顔で俳優さんみたいに格好いい。

そして、アカデミーデュヴァン講師でイタリア専門講座を担当する吉川さん。元芸能関係だけに透き通って涼しげで美人。素敵過ぎます。

そして、この若さで、これだけ数多くの偉大なイタリアワインを体験している人は世界的に見ても少ないでしょう。インプリチト、後藤さん。お世話になります。

▪️エトナ東斜面
まずはエトナ東斜面から。エトナの東はカリカンテの最適地。雨が多く、海の影響を受けながら朝日の弱い日照で育つカリカンテは硬質で果実よりも地中の味わい。

武智さん曰く「鉄パイプの味」だそう。悪い事してましたねー。カリカンテはエトナにしかない品種。最近はフルーツを与える為にカタラットが混ぜられる事が多いんですが、カタラットはエトナには無かった品種なんです。

シチリアの総生産量の僅か3%でしかないエトナ。そんな小さな産地ですが、今、世界中のワインラヴァーを惹きつけています。そんなエトナの本当の魅力を徹底検証しちゃいますので、ぜひご覧になって下さい。

▼エトナ東西南北コントラーダes.1
https://youtu.be/-kthxWUOwTE?si=DVUXz-QDLotHizn9

01/07/2024

《新入港》カンタルーポ！

ジメジメした空気を吹き飛ばすにはロザート！ロザートの中でも人気のカンタルーポのイル・ミモ2022が入港です。ワインとしての複雑性を残しながら爽やかに飲めるのがイル・ミモですよね。そして、参考上代は2,600円！安いですねー。

ブレクレマ、カレッラ、ヴァッレの各畑の若い樹を通常のゲンメより少し早く収穫し、ゆっくりプレスして薄いピンク色を引き出しています。ネッビオーロのロゼはフレッシュな酸と旨味、ほんの少しのタンニンが特徴。余韻に少し深みが感じられるので楽しいんです。

この通常バージョンのイル・ミモ2022と一緒に試して欲しいのがロザート・イル・ミモ・リミテッドエディション2021！こちらは収穫を2週間遅くし、8時間マセラシオン。更にステンレスタンクで8ヶ月、瓶内で1年以上熟成させたロザート。こへが全く違う個性で、よりネッビオーロを感じ、旨味も強いんです。フレッシュなイル・ミモ2022とリミテッドエディション2021の旨味系ロザート。比べてみて下さい。

ゲンメは地味な産地ですが、日本人には味覚的相性が良く、フードフレンドリーなワインなんです。バローロのよつな派手な味わいではないですが、地酒的ネッビオーロの素朴な美味しさに溢れています。まずはロザートからゲンメを感じて下さい！

30/06/2024

《造り手訪問》ゴッセ！

440年の歴史を誇るシャンパーニュ、ゴッセ。シャンパーニュでスパークリングワインが造られるようになる前から、この地で赤ワインを造って販売していました。創業者はアイ村の元村長なので、まさにシャンパーニュ最古の造り手なのです。

僕達の訪問日は、年1回開かれるゴッセに葡萄を供給する栽培農家さん達を招いてのパーティーでした。参加農家は100以上！葡萄栽培農家への感謝を伝えると共に、皆さんの葡萄から造られたシャンパーニュを確認し、楽しんでもらう会。ゴッセの葡萄栽培農家との良好な関係が感じられる素敵な会でした。

セラーを一周すると、地下セラーには沢山の番号札が。ゴッセのセラーはエペルネの外れにあり、以前はローラン・ペリエが使っていた古いセラー。地下セラーは第2次世界大戦中に防空壕として使われていたので、当時の戦士達が残した家族への手紙や詩、絵が今も残されています。この歴史的遺産がまとめられ本になるのだそう。

さぁ、ゴッセのミレジメは現在2015が販売されています。シャルドネ67％、ピノ・ノワール33％ながら、グランクリュ、ブジィ、アンボネイのピノ・ノワールの存在感が強く出て、重厚で詰まった果実を感じるシャンパーニュは今、まさに飲み頃。流石、グランメゾンといった味わいです。

今回はリリース前の2016を試飲。シャルドネ比率が下がり61％、ピノ・ノワール39％ながら、逆にクラマン、メニル・シュル・オジェのシャルドネの個性が勝り、繊細でミネラリーな印象。まだ硬めですが、2015とは正反対の上に伸びていくようなシャンパーニュ。

セラー・マスターのオディロンさん曰く…

「ミレジメは偉大な年と言うより、個性的な年の個性をカメラで写真に撮るように正確に切り取る事を目指している」

と言うように2015、2016の正反対のこせいを見事に切り抜いています。レコルタンの楽しさや豪快さを素晴らしいのですが、彼等には100を超える畑の個性を使いアッサンブラージュする事は出来ません。グランメゾンだからこそミレジメは、この年の個性を正確に表現できふのかもしれません。

28/06/2024

《造り手訪問》ヴァランタン・チュスラン！

▪️南部オルシュヴィール
アルザス南部、コルマールに近いオルシュヴィールに位置するヴァランタン・チュスラン。この地域はフランスで最も乾燥する地域と言われ、特に南向きのボーレンベルグの丘の上の植物は、まるで南仏。ガリーヴの香が漂います。

南向きのボーレンベルグに向き合うよう位置するのがグランクリュ・フィングスベルグ南東を向くので比較的気温が低く、砂岩が強く、美しく芯があり、垂直的なリースリングを産みます。

▪️狼の毛
畑は女性中心のチーム（70代のお母さんも！）が昨日も総出で手作業で整枝を行なっていました。伸びた新梢を上に伸びるよう張られた針金の中に通していきます。手作業で1つ1つの樹の個性に合わせながら、1日続きます。

彼等の畑は自然栽培が採用され、支柱（木製）やコンポスト、針金をまとめるクリップも全て自然素材なので自然と土壌に戻っていきます。畑の中には葡萄以外の植物が植えられ、周囲には沢山の森が残されています。葡萄が他の植物と共存するバイオディヴァシティが最重要視されているのです。

畑を歩いていると鳥の巣箱が設置されていたり、イチヂクの樹があったり、下草の種類も多く、幸せな雰囲気。森が多いので動物も多く、鹿に葡萄を食べられる事もしばしば。動物が近寄らないように畑には狼の毛が沢山吊るされていました。

▪️SO2無添加クレマン
チュスランはリースリング、シャスラ、ゲヴュルツ、どれもナチュラルですが破綻のない美しいワインを造りますが、特にクレマンとピノ・ノワールは秀逸。クレマンはオーセロワ、リースリング、ピノ・グリのアッサンブラージュで２次発酵は蔗糖ではなく、葡萄の糖分で行われます。

クレマンダルザス・ブリュット・ゼロサンスフルは酸化防止剤無添加。オーセロワの細くフレッシュな酸とピノ・グリのねっとり感、リースリングの骨格が、亜硫酸なしで素直に感じられます。これは驚きますよ。クレマンダルザス最高峰です！

ピノ・ノワールはボーレンベルグに植えられていめすので、乾燥の為、粒が小さく、病気も少ない。ブルゴーニュ程、暑くないので90年代のブルゴーニュのやうに赤系果実やプラムの旨味があり、ノーブルな味わい。アルザスにありがちなヴェジタルさや暗さはありません。

ピノ・ノワール・ボーレンベルグ2018はしなやかで柔らかい口当たりながら赤系果実の繊細さがあるんです。ピノ・ノワールに求める可憐さや軽さ、伸び、全てを持っています。これこそ今飲むべきピノ・ノワールです！

26/06/2024

《造り手訪問》マルク・クライデンヴァイス！

アルザス、アンドロウ村の老舗、マルク・クライデンヴァイス。偉大な父、マルクからドメーヌを受け継ぎ、進化させるアントワンヌ。昨日も朝から畑に出て汗だくでしたが、僕達の試飲に付き合ってくれました。

アントワンヌが始めた最も大切な仕事がドメーヌ・マルク・クライデンヴァイスの個性を際立たせる事。その1つとして、今までグリットに混ぜていた買い葡萄の使用を中止。マルク・クライデンヴァイスの名前のワインは全て自社畑のみとしました。

そして、新しく始めたシリーズが「ルナ・ボワール」！考え方を同じくする若手で販売が進んでいないドメーヌや葡萄生産農家から葡萄を買取り、ルナ・ボワールと名付けて、よりナチュラルでフレッシュなワインを造っています。

出来る限りナチュラルな造りである事と、ドメーヌでは単一畑や単一年で、より土地の表現に力を入れていますが、ルナ・ボワールでは複数の土壌の異なる畑をアッサンブラージュ。砂質、スレート、花崗岩、粘土石灰と多様な土壌を混ぜる事でバランスを得ています。

ルナ・ボワールはドメーヌワインに比べれば軽く飲みやすいEasy to drinkなワインですが、そこはマルク・クライデンヴァイス、開いているんですが、複雑性が強く、僕達にとっては全然イージーではありません。むしろ、ドメーヌワインの若い状態より開いている分、複雑。凄いワインなんです。

25/06/2024

《今美味》ブルーノ・ロッカ！

バルバレスコは小さな産地ですが、バローロ以上に畑の個性が強いワインだと思います。言い換えれば、畑の個性に逆らえないワインなんです。畑のポテンシャル以上のワインは、どうやったって造れないんです。

ピエロ・ブッソのアルベッザーニの柔らかさ、ロアーニャのパイエの滋味深さ、オレク・ボンドニオのロンカリエッテの繊細さ。どれも個性的です。

▪️ラバヤ
そんな中で、最も力強く、太陽のパワーが漲るような畑がラバヤです。ブルーノ・ロッカが所有するラバヤはラバヤの中心部の上部から中部まで。まさにラバヤの中のラバヤ。バルバレスコで最も優れた区画の1つと言って良いと思います。

▪️クラ
そのラバヤの1つ東の畑で標高、テロワール的にも、ほぼ同じなのがクラ。ラバヤが青いマール土壌が強いのに対して、クラは白い石灰質が多いのが特徴。こちらは力強さの中に真っ直ぐさが出てきます。

▪️超お得！バルバレスコ2020
さて、ブルーノ・ロッカからバルバレスコ2020が入港！ネイヴェ村のサン・クリストフォロ、ファウソーニ、マルコリーノの葡萄をアッサンブラージュしているのでフェミニンで調和の取れた味わい。

2019が硬かったので、ちょっと時間が必要でしたが、2020はルイーザ・ロッカのように明るく開いています。既に美味しい状態ですので、安心して開けてみて下さいね。流石のクオリティとしか言いようのない素晴らしいバルバレスコ。楽しんで下さい！

ブルーノ・ロッカ
バルバレスコ2020
参考上代:9,400円
入港本数:

23/06/2024

《予約受付》ロアーニャ！

バローロ・ピラの畑の上部にカンティーナを完成させたロアーニャ。ルカ・ロアーニャの理想を詰め込んだ完璧なカンティーナは想像を遥かに超える世界でした。近年のロアーニャの完成度は、まさにルカの強い信念によるものなんです。

収穫きら発酵、移し替え、熟成までは各フロアーで重力による移動が可能で、ワインに一切のストレスを与えません。発酵は広いスペースで行われるので発酵温度が急激に上がる事がなく、ゆっくり色々な酵母が活躍できます。

熟成用の大樽はスラヴォニア大樽ですが、樽材からの酸素供給よりも試飲等で蓋を開けた際の酸素流入の方が10倍大きいと知ったルカは全ての樽に窒素を供給する事で試飲は下のコックから出来るよう。酸素の過度な接触を完全に無くしました。

また、リゼルヴァはセラミックの小さな容器を導入。長く、酸素供給が、かなり少ない理想的な環境で熟成が可能となっています。だから、ロアーニャのリゼルヴァは、あんなにも活き活きしていて、妖艶なのですね。

さぁ、クラシック・ヴィンテージの2018の予約受付開始です！2018は90年代を思い起こさせる素晴らしいヴィンテージ。2019のような派手なワインではなく、バルバレスコらしい繊細さが際立っています。10年後が楽しみ。長期熟成も可能な年！ロアーニャの歴史に残る作品になるはずです。お見逃しなく！

▼【7/4締切】ロアーニャ新ヴィンテージ＆クリケット・パイエ2015予約受付！
https://terravert-co-jp.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/202406-03Roagna.pdf

22/06/2024

《造り手訪問》ピエロ・ブッソ！

バルバレスコの老舗ながら、長く日本では見かける事のなかったピエロ・ブッソ。イタリア国内では手に入らないバルバレスコになっていて、世界のインポーターも買える量は全て割当制。日本への割当も少ない…。寂しいものです。

▪️モンディーノ
彼等の畑はネイヴェ村の西にある3つの丘、それぞれの南斜面にあります。1番北で最も標高が高いのがモンディーノ畑。粘土比率が高く、フルーツが前面に出てきます。若いうちから、メリハリがあり親しみやすい味わい。特に2020年のような暑い年には良い結果を出しますので、今オススメ！

▪️アルベッザーニ
その1つ南の丘がアルベッザーニ畑。彼等のカンティーナがある場所で、彼等こそがアルベッザーニの第一人者です。粘土比率は低く、シストと砂質の混合土壌。畑正面にはガッリーナの丘ぎ迫り、盆地のような形状ななて暖かい。ワインは柔らかく優しく、強さよりも、緻密さやシルキーさが出て、少しの熟成で妖艶さを感じさせます。

▪️ガッリーナ
1番南がガッリーナ。砂質と粘土にライムストーンが加わり、急斜面。畑の前は開けていてタナロ川からの風が吹き抜け冷涼。ワインは厳しさと骨格を得て、四角い飲食。最も偉大さを感じさせます。

彼等の造りは、出来るだけ遅く、フェノールが成熟してからの収穫。さして20〜30日程度の長めのマセラシオン。バトナージュを制限した優しい抽出といった感じ。造り手の個性より、畑の個性を感じてもらいたいというピエール・グイド。

バローロにはない、バルバレスコの緻密で繊細な味わいは、意外と日本人に理解されていないような気がします。パイエやアルベッザーニ、モンテフィーコのような個性はバローロにはありません。バルバレスコこそ、ネッビオーロの繊細さを最も味わえるワインだと思うんです。そして、それを体験させてくれる造り手のトップの1人がピエロ・ブッソなのです。

21/06/2024

《試飲会》7/3大阪・7/9東京
イタリア新規取り扱い4生産者&土着品種白ワイン比較試飲会！

今回新たに4生産者の造り手の取り扱いを始めます！
テラヴェール初のリグーリアワインや、暑い夏に飲みたい心地最高なシチリアワイン、そしてフランチャコルタからは泡だけでなくビールも登場！

そして、イタリアで外せない土着品種にもフォーカスします！

同じ品種のワインを造り手違いで
じっくり比較試飲していただきます。

ただただ珍しい品種という認識から、
もっと深く品種個性の理解につながりましたら幸いです！

▼7/3【大阪】イタリア新規取り扱い4生産者試飲会
https://terravert.co.jp/tasting/162998/
場所：コンファレンスプラザ大阪御堂筋
時間：13：00～17：00

▼7/9【東京】イタリア新規取り扱い4生産者試飲会
https://terravert.co.jp/tasting/163001/
場所：テラヴェール
時間：13：00～17：00

13/06/2024

《予約受付》ダリオ・ビアンコ！

6/14予約受付締切です！

沢山のご予約ありがとうございます！毎年4回入港するダリオ・ビアンコですが、今年は半分の2回になってしまいます。次回のご案内は12月位になるかとおもいますので、皆様ご注意下さいね。

入港本数は僅かに1,800本…。今回は凄いですよー。少し熟成した2019とフレッシュで厚みのある年、2022のブレンドなので長期熟成も出来ちゃうポテンシャル！お見逃しなく！

ヴィノ・ビアンコ[19,22]
〔商品記号〕AF331 〔タイプ〕白
〔参考上代〕4600円〔サイズ〕750ml
〔入港数〕1,800本

ヴィノ・ロッソ[2022]
〔商品記号〕A9697 〔タイプ〕赤
〔参考上代〕4500円〔サイズ〕750ml
〔入港数〕1,200本

11/06/2024

《新入港》ルクレール・ブリアン！

長くお待たせしてしまいましたルクレール・ブリアンのブリュット・レゼルヴですか、今回のロットは残り600本弱となりました。ご注意下さい。今回のロットは、まさにエルヴェらしい味わいですね。繊細なのにコクというか重奏的なエルヴェのシャンパーニュ、やめられません。

▪️ステンレス、アンフォラ、バリック
今回のロットはステンレスタンク（アースを付けて静電気を除去）で野生酵母のみで発酵。熟成はステンレスタンク、バリック、アンフォラ、ガラス瓶と色々な容器で熟成したものをアッサンブラージュしています。

基本的にはステンレスタンクなのですが、各熟成容器の個性が全体に、どう影響するかを考えながら造られています。エルヴェにとって名詞代わりのような、このシャンパーニュ。ここにかける想いは大きいんです。今回のロットは、まさにエルヴェにしか出来ないエルヴェ味が確実に感じられます。

▪️新しいロゼ
以前日本で人気だったリセのパスカル・ドケの赤ワインをブレンドしたロゼ・ド・セニエに代わり、ロゼ・エクストラ・ブリュットが入港！ロゼ・ド・セニエと正反対で軽くイチゴやスグリのような香は鼻腔にずっと留まるようで幸せな気分になるはずです。

シャルドネに7%の赤ワインをアッサンブラージュしていますが、リセではないので軽くタンニンもなく、イチゴのよう。ベースワインは2020でドサージュは2.9g/Lなので、かなりドライなはずなんですが、香がフルーツの甘さがあるのでリッチで柔らかく感じられてしまいます。

ブリュット・レゼルヴは600本弱、ロゼ・エクストラ・ブリュットは僅かに120本。シャンパーニュ好きの方は、絶対に体験して欲しいエルヴェ・ジェスタンの世界。ぜひ体験下さい。

ルクレール・ブリアン
ブリュット・レゼルヴ（2020）
参考上代:9,500円
在庫本数:588本

ルクレール・ブリアン
ロゼ・エクストラ・ブリュット
参考上代:13,000円
入港本数:120本

09/06/2024

《予約受付》ダリオ・プリンチッチ！

フリウリで始まったマセラシオンした白ワイン。今ではオレンジワインなんて言われて人気ですよね。価格も上がり、5,000円以下では見つけることも難しくなってきました。

さぁ、ダリオ・プリンチッチのビアンコ、ロッソが入港です。多少値上がりはしましたが、まだまだ、この手のワインの中では最安値でしょう。しかも、中身は進化してるんです。驚きますよ！

ご存知の通り、ダリオ・ビアンコは元々、ダリオが経営していた居酒屋で提供していた地元用の日常混ぜこぜワインでした。居酒屋でしか飲めなかったワインだったんです。

とは言え、買い葡萄なんかではなく、ダリオの畑の若い樹を使ったカジュアルワインだったんです。当初は樹が若いですし、ダリオも若かったので、還元していたり、揮発酸が高めだったりと色々ありましたが、楽しく美味しいワインでした。

ここ最近は、ダリオの畑の平均樹齢が上がり、良い状態になった為に、このワインの生産量は減り続け、日本への割当数も極僅かになってしまいました。

そして中身も大きく変わりました。残り物的な混ぜこぜワインではなく、品種個性をしっかり考え、この地方の伝統的アッサンブラージュワインを目指しています。

ヴィンテージ毎にタンクに保管し、複数のヴィンテージをアッサンブラージュする事で美味しい状態を造り上げているんです。

さぁ、皆様、大好き！ダリオ・ビアンコ、ロッソが入港です。今回は凄いですよー。少し熟成した2019とフレッシュで厚みのある年、2022のブレンドなので長期熟成も出来ちゃうポテンシャル！お見逃しなく！

ヴィノ・ビアンコ[19,22]
〔商品記号〕AF331 〔タイプ〕白
〔参考上代〕4600円〔サイズ〕750ml
〔入港数〕1,800本

ヴィノ・ロッソ[2022]
〔商品記号〕A9697 〔タイプ〕赤
〔参考上代〕4500円〔サイズ〕750ml
〔入港数〕1,200本

▼【6/14締切】ダリオ・ビアンコ、ロッソが限定入港！予約受付！
https://terravert-co-jp.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/202406-02Dario-Princic.pdf

08/06/2024

《予約受付》ジュゼッペ・マスカレッロ！

お待たせしました！2016以上のポテンシャルとも言われる2019年のバローロ！バローロ好きなら絶対見逃せないヴィンテージですね。

ここ数年間は暖かい年が続き、残念ながら、あのバローロらしい緊張感やストラクチャーの美しさが感じづらくなってしまいました。今回の2019年は違うんです。

多雨の後の酷暑による湿気でカビに苦しんだり、異例ともいえる秋の雹であったりと、地域によっては非常に厳しいヴィンテージとなりました。それでもなお、平均的に涼しかったことがポイント。

順調に進むと言うよりかは、イレギュラーがとても多かったのですが、結果的には葡萄は、ゆっくりと成熟することが出来ました。つまり、熟度が高く、非常に高い熟成の可能性を備えたストラクチャーのあるワインに必要な要素を全て得ることが出来たのです。

そして涼しいクラシックな気候だからこそ、それぞれの個性がより際立ち、優良とされる区画の持つアドバンテージが顕著に現れたヴィンテージとなりました。また、2019年は飲み頃の状態と長期保存の可能性が組み合わさった稀有なヴィンテージ。2016年以上の元気な酸とタンニンが、熟成でもうひと段階化けるのも楽しみと言えるヴィンテージとなりました。

バローロ・モンプリヴァート2019
〔商品記号〕AF212 〔タイプ〕赤
〔参考上代〕44,000円〔サイズ〕750ml
〔入港数〕120本

ランゲ・ネッビオーロ2021
〔商品記号〕AF214 〔タイプ〕赤
〔参考上代〕10,500円〔サイズ〕750ml
〔入港数〕120本

バルベーラ・ダルバ・スクデット2020
〔商品記号〕AF213 〔タイプ〕赤
〔参考上代〕7,200円〔サイズ〕750ml
〔入港数〕80本

ドルチェット・ブリッコ・ミラソーレ2022
〔商品記号〕AF215 〔タイプ〕赤
〔参考上代〕5,300円〔サイズ〕750ml
〔入港数〕180本

▼【6/14締切】ジュゼッペ・マスカレッロ最高の年！
https://terravert-co-jp.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/202406-01Giuseppe-Mascarello.pdf

03/06/2024

《予約特別条件》フレデリック・マニャン2021

2020も素晴らしいヴィンテージでしたが、90年代のブルゴーニュを経験してきた人達にとっては次元が違う、異次元の美味しさだったかもしれません。

ブルゴーニュのヴィニュロン達は気候変動に苦しみ、悩み、試しながら、この10年間、ブルゴーニュとしての美味しさ、バランスを探し求めてきました。温暖化は悪影響だけではありません。シャプタリザシオンも必要なくなった訳ですし…。

それでも、90年代に味わった、透き通る赤系果実のピノ…。飲みたくなってしまいますよね。そんな皆様に、ぜひお試し頂きたいのがフレデリック・マニャン2021！フレデリック本人は2022の完成度をすごく喜んでいまして2022を「今までで最高の出来」と言っています。それに対し、2021は昔を思い出させるピュアさ赤さを素直に表現できた年で「個人的に飲みたいワイン」としています。

この気持ち、凄く解りますよね。ワインとして素晴らしい出来だった年と少し年を取ってきた自分が飲みたいワインとの違いでしょうか？フレデリックも、もうすぐ60歳ですからね…。

＼＼＼2021予約特別条件／／／

さて、今年からフレデリック・マニャンの販売は、ご予約頂いた方限定で特別条件をご用意致します。なお、7月2日東京、7月4日は大阪で全てのキュヴェを、ご試飲頂ける試飲会を開催致しますので、実際にご試飲頂きお好きなキュヴェをご予約頂けます。

出荷開始は7月16日、最終納品日は8月9日となりますので必要な数量のみお得にご購入下さい。なお、試飲会はグラン・クリュ含め、40種類以上のほぼ全てのキュヴェをご試飲頂く高額な試飲会となり、参加費は無料となります。

その為、申し訳ないですが、参加費の代わりに当日、試飲会会場にて12本以上のご予約が必要となります。ご理解の上、御参加下さい。よろしくお願い致します。

＼＼＼グラン・クリュまで全部試そう／／／

ミレジム2021全キュヴェ比較試飲会開催！

▼7/4【大阪】F.マニャン2021GC含め全キュヴェ試飲会
https://terravert.co.jp/tasting/162974/
高額な試飲会ですが、参加費は無料となります。
当日、試飲会会場にて12本以上のご予約が必要となります。
ご理解の上、お申し込みをお願い致します。

▼7/2【東京】F.マニャン2021GC含め全キュヴェ試飲会
https://terravert.co.jp/tasting/162969/
高額な試飲会ですが、参加費は無料となります。
当日、試飲会会場にて12本以上のご予約が必要となります。
ご理解の上、お申し込みをお願い致します。

02/06/2024

《新入港》シャンパーニュ・ドノン！

まだまだ新入港が続きます。シャンパーニュ最南端、コートドバールのキンメリジャン土壌を活かし、完熟葡萄に拘るドノン。当主ダヴィは…

「たまたまシャンパーニュに生まれたからシャンパーニュを造っているけど、常にワインを造っているつもりだ。泡なんて無くてもいい」と言います。

▪️9月中旬の収穫
最近ではモンターニュドランスでは8月中旬から収穫が始まります。ヴェレゾンしてから1ヶ月も経たない内に収穫される訳です。色付きから1ヶ月もしないで果皮のフェノールなアントシアニンが成熟するとは思えませんよね？

シャンパーニュではフレッシュさと酸度を重視する傾向が強く、完熟を目指す造り手は非常に珍しいんです。それだけにドノンのシャンパーニュは今の潮流とは違う味わいかもしれません。マコンのように輪郭があり、骨格が大きいんです。

▪️完熟でしか得られないもの
完熟した葡萄からしか得られないものごらある、とダヴィは言います。1つは香。彼等のロゼは苺やフランボワーズが入っているかのような妖艶な香が爆発します。グラスに注ぐだけで、その香に包まれる感覚は完熟した葡萄ならではなんです。

そして、ワインとしての多層的味わい。ブルゴーニュでもロワールでも完熟していない葡萄ではワインとして表層的で深みに欠けてしまいます。シャンパーニュは泡と硬さ、そして澱との長いコンタクトで誤魔化されがちですが、シャンパーニュだってワイン。勿論、完熟した葡萄であるべきなんです。

完熟した葡萄だからこそ、ドノンではピュリニー・モンラッシェで2年使用した古バリックで発酵。その後、普通より長く秋口まで樽熟成を続けます。※普通の造り手は次年の収穫前にはティラージュして瓶内2次発酵に入ります。長く樽熟成する事が出来るのは葡萄が完熟しているから。

そして、これもドノンならではですが、ドノンでは発酵に少し果皮も含めた沈殿物を混ぜています。マセラシオンと同じように葡萄の要素を、しっかり得たいからなんです。こんなシャンパーニュは他にありません。ダヴィの目指しているのはシャンパーニュではなく、ワインなんです。

▪️エフェメール
さあ、今回は非常に珍しい、そして歴史に残るだろうコートドバールのムニエ100%のエフェメールが入港です！エヴリ・ウーリエのムニエを飲んで、それを越えようと造り始めた、このワイン。素晴らしい出来ですよ。

バールのムニエはキンメリジャンで育っているのでヨード的で、シャブリのようなミネラル、海苔や牡蠣、昆布のような厚みがあるんです。ムニエの垂直性とヨードの下支え感。、そして60ヶ月以上の瓶内熟成のよる旨みがムニエの常識を覆してくれますよ。60本のみ。体験して下さい！

セレクション・アンリ・ドノンN.V
〔商品記号〕A5790 〔タイプ〕泡白
〔参考上代〕6,400円〔サイズ〕750ml
〔入港数〕583本
〔他情報〕コートデバール買い葡萄

レコルト・ノワールN.V
〔商品記号〕69M92 〔タイプ〕泡白
〔参考上代〕7,900円〔サイズ〕750ml
〔入港数〕200本
〔他情報〕ドサージュ7g/L

レコルト・ブリュットN.V
〔商品記号〕69M93 〔タイプ〕泡白
〔参考上代〕8,400円〔サイズ〕750ml
〔入港数〕55本
〔他情報〕リザーブワイン40％

レコルト・ローズN.V
〔商品記号〕69M95 〔タイプ〕泡ロゼ
〔参考上代〕9,800円〔サイズ〕750ml
〔入港数〕200本
〔他情報〕5％ムニエの赤ワイン

エフェメールN.V
〔商品記号〕694N0 〔タイプ〕泡白
〔参考上代〕15,000円〔サイズ〕750ml
〔入港数〕60本
〔他情報〕100％ムニエ

アリエN.V
〔商品記号〕69M96 〔タイプ〕泡白
〔参考上代〕19,000円〔サイズ〕750ml
〔入港数〕60本
〔他情報〕50ヶ月シュール・リー

ミレジム 2009
〔商品記号〕A6999 〔タイプ〕泡白
〔参考上代〕28,000円〔サイズ〕750ml
〔入港数〕101本

▼コート・デ・バールだからこその旨味！ドノンからロゼ入港
https://terravert-co-jp.s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/wp-content/uploads/202405-09Dosnon.pdf

01/06/2024

《新入港》グラーチ！

北エトナで抽出の薄い繊細なエトナ・ロッソを醸すグラーチ。彼等のトップキュヴェと言えば標高1,000mを越すバルバベッキ。フランク・コーネリッセンと共同で購入した100年超えの畑ですよね。

実は、グラーチのトップキュヴェに新たにエトナ・ロッソ・アルクリア・ソプライルポッツォが加わっているんです。このワイン、なかなかご紹介する機会がなかったんですが、今回インプリチトさんのYouTubeでご紹介する事になりました。

▪️コントラーダ・アルクリア
アルクリアはグラーチのカンティーナの目の前、フェウド・ディ・メッツォに隣接する畑です。火山岩が微生物に分解され砂状になった真っ黒な表土で水はけが良く、ネレッロ・マスカレーゼの繊細な部分を、より強く感じさせてくれます。

植えられているのはネレッロ・マスカレーゼですご、古い畑なので名前のない白葡萄、黒葡萄があちかちに混植されているのでテクニカルデータ的にはネレッロ・マスカレーゼ100%ですが、10%はよく解らない品種が混ざっています。

▪️ソプラ・イル・ポッツォ区画
アルクリアは場所によって熟度が違うので、毎年5ヶ所に分けて収穫して別々に発酵していました。その中の1つが、毎年明らかに味わいが違うのに気付いたアルベルト。アルクリアの5ヶ所の土壌調査をします。

すると、1番北、パッソピッシャーロに近い区画だけリフサと呼ばれる特殊な土壌である事ぎ判明。火山岩が風化した黒い砂状の表土の下に火山岩ではない岩盤と火山岩由来の粗砂、そして粘土がミルフィーユ状に層を成していたんです。

この区画こそ、アルベルトが毎年味わいが違うと感じていた区画、ソプライルポッツォだったのです。葡萄の生育が遅く、収穫も遅い。粒が小さく、凝縮しているのにワインにすると濃さはなく、とにかく複雑。アルクリアがラ・モッラだとすると、ソプライルポッツォはヴィーニャ・リオンダのよう。

▪️アルクリア・ソプライルポッツォ
アルベルトは、このリフサ土壌のソプライルポッツォだけを分けてボトリングする事を目指し、醸造も変更します。通常のアルクリアが10月初旬に収穫なのに対して、ソプライルポッツォでは10月末。アルクリアが30日のマセラシオンに対してソプライルポッツォは60日のマセラシオン。

明らかにポテンシャルが高いソプライルポッツォのネレッロ・マスカレーゼの個性を最大限引き出します。2017年のソプライルポッツォを体験すれば誰もがアルベルトと同じ様に驚くはずです。テロワールという怪しげな言葉には本当に意味があるんですね。
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グラーチ
エトナ・ロッソ・アルクリア・ソプライルポッツォ2017
参考上代:22,000円
入港本数:60本
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31/05/2024

《新入港》シャンパーニュ・ジャマール！

元パン屋さんで、この地域で早くからプレス機を持っていた為にプレスの代行業に転身。周囲の造り手のプレス代金の代わりにモストを得て、シャンパーニュ造りを開始します。

▪️四角いプレス機
その頃使っていた今では珍しい四角いプレス機（昔は丸く作る技術がなかった）は今も現役！丸いコカールと違い、プレスの加重にムラがあるので均一でないモストが得られ、これがジャマールのシャンパーニュに複雑性を与えています。

今も家族だけでシャンパーニュを造り続けるジャマール。エペルネの西にあるサン・マルタン・ダブロワ村のムニエから造られるカルト・ブランシュは参考上代6,600円ながら樹齢80年を越す畑のみから造られます。

▪️ドサージュの大切さ
今の時代の潮流はドサージュを減らし、葡萄そのものの味わいを大切にする傾向ですが、今でも低価格のシャンパーニュは実はドサージュが多いんです。

辛口志向でも、やはりドサージュによる糖分添加はシャンパーニュにコクを与えたり香を与えるので1口の試飲では美味しく感じたりします。2口、3口と続けるとベタッとした甘みに気付くはずです。香も単調で押し付けがましかったり…。

ジャマールのシャンパーニュはドサージュ7g/Lですが、ベタつきなし。香はフレッシュなムニエの伸びやかな香。ドサージュに頼っていない葡萄本来の味を感じる事ができるかと思います。

この価格帯では本当に稀なんです。リキュールデクスペディションの味ではない、葡萄の味がするシャンパーニュ、ジャマール。ぜひ体験してみて下さい。

30/05/2024

《新入港》サルタレッリ！

もう何度飲んだでしょう？サルタレッリのヴェルディッキオ・クラシコ。16年前が参考上代1,700円でしたが、何と今だに参考上代1,900円というの凄いですよね？

ちょっと考えて欲しいんですが、定温輸送は陸上も海上も温度管理なしよりも5倍位コストがかかるんです。そして日本の定温倉庫（湿度も管理）に1ヶ月入れておくと1箱100円程度の倉庫代がかかるんです。

ですから、参考上代2,000円以下のワインでリーファー輸送、定温倉庫管理というワインは今の時代、ほぼ、あり得ないという事になるかと思います。利益は出ないですよね。

ですが、サルタレッリのヴェルディッキオ・クラシコは勿論、イタリア国内、海上、日本国内、全て定温管理！低価格の白ワインこそ、強くありませんので、最高の輸送、倉庫が大切。ぜひ、その状態の良さを再確認して下さい。熱の入ったワインと洗浄してない生ビールは飲みたくありません…。

29/05/2024

《新入港》ヅィダリッヒ！

フリウリ、カルソと言えばヴィトフスカ。石灰岩盤から生まれるヴィトフスカやマルヴァジアは、まさに石灰というフルーツ感のない硬さやピンと張り詰めたテンションで人気ですね。

そんな白ワインの聖地カルソの赤ワイン。個人的には大好きなルイノ2013が出荷開始になります。メルローとテラーノを遅摘みして野生酵母のみで30日間マセラシオン。

流石、カルソ、なかなか硬いワインで、ボトリング直後は味も香もありませんから、24ヶ月古樽で熟成後、美味しくなるまで瓶熟成に入ります。11年経ったルイノ2013がようやくリリース！

このワインの最大の特徴は、もはや陰干し近くまで遅摘した事による濃厚な果実を凌駕するヨード感。まさに昆布や牡蠣のようなヨードが口中に充満し、カルソ独特の赤ワインに仕上がっています。

濃厚な果実とヨード感。そこに熟成感が入り、他には絶対にない独特の世界観が味わえるんです。これはコッリオにはない個性。日本人には馴染みの深いヨードが中心の赤ワイン。素晴らしいと思うんです。

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Monday	09:00 - 18:00
Tuesday	09:00 - 18:00
Wednesday	09:00 - 18:00
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自社輸入のバローロをブラインドテイスティング！生産者の特徴や畑の特徴、記憶を辿りながら試飲しています。ゆかちゃん、香りから正解！！凄い！！お客さんからもブショネ姉さんと呼ばれるほど鼻が良いんですよ！それにしても、バウダーナは本当に素晴らしかったです。ヴァイラが譲り受けて栽培、醸造を行っていますが、何をするにも必ずルイジとコミュニケーションを取ってから行い、ルイジの意向を尊重しています。ルイジは素晴らしい畑を所有し、非常に丁寧に栽培していたのでヴァイラの醸造技術と感覚が追加され更に良くなっていますね！！驚きでした。美味しかったなぁ。 #terravert #テラヴェール #イタリアワイン #バローロ #barolo #ブラインドテイスティング

自社輸入のバローロをブラインドテイスティング！生産者の特徴や畑の特徴、記憶を辿りながら試飲しています。恥を晒しつつ、この様に自分が感じ取った事を言葉にする事が大事だと思いながら試飲を行っています！タイミングが合いましたら是非ご参加くださいね！ #terravert #バローロ #イタリアワイン #ブラインドテイスティング

自社輸入のバローロをブラインドテイスティング！生産者の特徴や畑の特徴、記憶を辿りながら試飲しています。いつもこんな感じで試飲して再発見したりしてます！タイミングが合いましたらご参加くださいね！ #terravert

スペイン、フロンティオ！

フランチャコルタ1701

《新入港》セルジオ・アルクリ！ ▪️海の隣の畑海から5mにあるチロの畑。標高1m！こんな畑見た事ありません。夏の畑仕事が終わったら、そのまま海！だそうです。この畑で育つのは勿論、ガリオッポ。塩害にも強い海と共存するチロ独自の品種です。ガリオッポは果皮にネッビオーロを遥かに超える量のタンニンを持っていますので、マセラシオンは僅かに4日間。そへでも、しっかりタンニンがワインに移っていきます。このタンニンがワインを守り、自然醸造が約束されるのです。 ▪️チロの本当の個性タンニンの質は非常に良く、ネッビオーロののうな大きなタンニンではありません。細かくサラッとした質感で甘味さえ感じる程なんです。ですが、量が多い。と言う事でチロの伝統は樽ではなくセメント。樽からのタンニンを嫌い、暑いチロでも、ゆっくり熟成できるセメントタンクが昔から各家庭にあったんです。セメントタンクで3年、ゆっくり熟成させる事でタンニンは溶け込み少しずつ甘味を感じさせるように。瓶詰め後、更に瓶内で1年間熟成。バローロ以上に長く熟成させられたチロですが、参考上代は3,400円。バローロの1/5です。セルジオ・アルクリのチロは僕達にとっては最高のワインです。チロにしかない土地の味わいを、その土地の伝統的な栽培、醸造で世界的な味わいにせず、今の流行に乗らずにあくまでもチロの個性を大切にしている。これ以上のワインはありませんよね。このワインを飲むだけでチロを感じる事が出来るんですからワインは素敵です。 ▪️こんなロゼ飲んだ事ない！そして、セルジオ・アルクリで、ぜひ体験して欲し

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